話し手

浅山先生

社会保険労務士/エフピオ代表

慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。

聞き手

リクライブ二宮

リクライブ編集長

「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。

season2、残り6回なんですよね

おはようございます。 エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」season2スタートです。
もう気づけば16回目。前回「potcastを卒業します」なんて爆弾発言もしましたけど、エフピオラジオ自体は続きます。MCが変わる、という話ですね。

石川に引き継いでもいいんじゃないか、なんて話も出ました。もともと別の事務所に行くはずだった彼が、どういうわけだがうちの事務所に来て、今や代表をやっている。世の中的には“運がいい”と思われているかもしれません。
環境も人も本当にいい。立場的には恵まれている。だからこそ幸せに感じてほしい。
残り今日を含めて6回。寒いですが、頑張りましょう。

コーナー「すみっこ相談室」

コーナー「すみっこ相談室」
ラジオネーム「悲しみブルースさん」です。
今月、職場で体調を崩して退職された方がいました。最後に皆さんへ向けてメッセージを残してくれたのですが、多くの人が反応する中で、一部の人からは何の反応もありませんでした。

詳しい背景は分かりませんが、
日頃の様子を思い返すと、無理を抱えていたのかもしれないと感じます。
以前、ラジオで津田さんのチャットへのリアクションについて話をされていた回を思い出しました。

内容は分かりませんが、今回の出来事をきっかけに、人との関わり方や、何気ない反応一つひとつが職場の空気に与える影響について、改めて考えさせられました。

退職する人が出ない職場をつくるには、
どんなところに目を向けるべきなのでしょうか。2026年の始まりに、少し立ち止まって考えた出来事でした。

というお便りでした。一昨年は「離職ゼロ」と言ってましたけど。実際はゼロではなかったけれど、少しずつ減ってきています。とはいえ今年の1月の頭に退職された方がいたという事です。

退職理由は一つじゃない

退職理由は本当にいろいろあります。
士業業界なので、独立したいという理由もある。スキルを身につけて卒業していく。それは会社としては損失だけど、応援するしかない。
一方で、事務所の雰囲気に馴染めない人もいる。うちはパートさん含め覚えることがとにかく多いんです。

法律だけじゃなく、使っているシステムも多い「こんな色んなの使ってるんですか」とよく言われます。新入社員は一気にドバっと来るので、どこを見ていいか分からなくなる。
「言われた通りやっていればいい」という事務所ではない。そこに違和感を感じたり、自信をなくしたりしていろんな事情があって退職される人もいます。

以前は、「同じ船に乗ったならゴールまで一緒に行こう」と思っていました。
でも乗ってみたら景色が違った、向かうゴールが違った、ということもある。我々のビジョン・ミッション・バリューを説明しても、価値観は人それぞれ。無理に説得して船に残すことが、本当にお互いの幸福なのかと考えるとそうでもないと思うんですよね。

定着率が高いことはもちろん武器です。キャリアの長い人が多いのは安心につながる。でもゼロを無理やり目指すのは難しいのかなと思います。
働きやすさと働きがいは追求したい。だけど無理くりゼロに抑え込むのはいかがなものかなと思うところがあります。
そして、そのたびに思うのが『採用の大切さ』です。

どこまで本当の姿を伝えられているか。大変さも含めて共有できているか。覚悟を持って入ってもらえているか。

二宮さんが言っていたのが、最初から「違うな」と思って入るのは一番よくない。1年の壁、3年の壁もある。
活躍できないと感じる人もいれば、会社が変わらないと感じる人もいる。逆についていけない人もいる。
会社と個人のやりたいことが合っている時期に一緒にいられればいいと思う」と。僕もそう思いました。

最後に会えたこと、そして無関心

今回退職したメンバーは、12月末から来られなくなり、1月20日過ぎに正式退職となりました。
連絡もなかなか取れなかった。でも、最終的に直接会えました。職場の近くに住んでいたので、私と彼、そして近くのメンバーでささやかな送別会をしました。
理由はともかく、最後に「これからも応援してる」と伝えられたことは、私個人的な感情になってしまうと思うのですが、せめてもの救いでした。彼には彼の人生がある「頑張ります」と言ってくれた。それはよかったと思っています。

昔は「こいつの人生を俺が変えてやる」という気持ちで採用していました。
こういう中小企業の経営者って多いんですよ。でも、それができずに退職が続くと、経営者として落ち込みます。その空気は社内にも伝わる。
機能として採用する、というふうにはなかなかなれない。心は揺れます。

ただ、退職面談の目標は決めていました。
目標は『最後に握手する』です。
いろいろあったけど、お互い別の場所で頑張ろうぜ、と握手して終わる。実際辞めた後も連絡をくれる人がいます。

今回の質問の本質は、最後の連絡へのリアクションです。
彼は最初、何を送ってもノーリアクションでした。送別会のときに「社会人として最後に挨拶は大事だぞ」と伝えました。それで連絡をくれたんですよ。
そこに対するリアクションが少なかったというのが、今回の問題だなと思います。

それで大丈夫かエフピオって思ってくれたのかなと感じました。
例の話で津田さんを良く出しちゃってるんだけど。チームのチャットなのにって怒られるんだけど、それはちょっと置いといて。

あの時のリアクションと今回のは違って、津田のリアクションには反応しないって良くないんだけどね。
悪意があったり、そこになにか目的があったりならまだ誤解を解く方法はあると思うんです。でも無関心は怖い。

組織が大きくなると、関わらない人が増える。エフピオは60人規模でも、入社も退職も知らない、ということが起き始める。いわば大企業病のようなものです。

だからこそ、服部が頑張ってラジオやってくれたりして社内のことを皆に知ってもらって、関心をもってもらうってさ、そういう努力は諦めないで継続しないといけない社内広報って大切だなと思っているからさ。
こういうさまがお客様への道しるべになると思うからさ。

うちだけが特別なわけではありません。どの会社も同じ課題を抱えている。労務のプロと言いながら失敗もする。経営者も社員も一生の課題です。

退職はゼロにはならないかもしれない。でも別れ方は選べる。無関心にしない努力は続けられる。それしかないと思っています。

どうも、ご投稿いただきありがとうございました。
ご納得いただけたかどうかのやりとりだったかは、甚だ疑問ではございますが、この辺で終了させていただきたいと思います。

今日この時点でいうと、アンケートがなくなってしまったので、あと数回しかありませんがお便りお待ちしています。

それでは、今日もみなさん張り切って行ってらっしゃい!

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。

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