- 目次
- 採用、どうやって進める?
- 採用の悩み、どこも同じ?
- SNSで発信してみたけど…
- リスティング広告は逆効果?
- 応募者が最も重視するのは「雰囲気」
- 社員の“顔”が見える発信を
- ホームページは“玄関”。もっと動画とつなげて
- 「社員が出たくない問題」とどう向き合うか
- 本当にいい会社を、きちんと伝える
- 「働きたい」は“人”が作る
- 次回は2ヶ月後、また会いましょう
- ラジオを聞いたすべての方へ
採用、どうやって進める?
おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」、今週もスタートです。
今回は、前回に引き続き、僕たちの大切なお客様である株式会社岡田電気工事の勝谷社長をお迎えしてお届けしました。
先週は自己紹介もままならないまま突然のスタートだったんですけど(笑)、この1週間でしっかり自己紹介もしてもらえて、今回は何者か分かった状態で収録できてます。勝谷さん、2週にわたってありがとうございます!
採用の悩み、どこも同じ?
本題に入ると、やっぱり最近、どこの業界も採用難ですよね。特に建設業界はその傾向が顕著で、うちのお客様でも「採用できない」っていう声をよく耳にします。勝谷社長にも、現場のリアルな声を聞かせてもらったんですが……いやもう、本当に大変そう。
10年、20年前はハローワークで人が集まった時代。今は求人広告に何十万もかけても来ない時代になってしまいました。
SNSで発信してみたけど…
岡田電気工事さんでも、最近はYouTube、Instagram、LINE公式アカウントなど、SNSを活用して採用活動をされているんです。でも、これがなかなか難しい。動画編集の手間もあるし、ネタも尽きてくるし。最初は社員さんも面白がって協力してくれてたけど、だんだん続かなくなる。
「思ったより反響がないんです…」って率直な感想をいただきました。特にInstagramは、業界の人にしか見られていない印象だそうで。YouTubeも頑張ってるんですが、ホームページとのリンクが切れてたりするってことで、せっかくの発信が繋がってない状態。もったいないですよね。
リスティング広告は逆効果
ここで、リクライブの二宮さんから、バシッと意見が飛びました。「リスティング広告、やめた方がいいと思います」と。
え!?ってなるじゃないですか。でも理由を聞いて納得でした。そもそも、今の時代は「知られてない」から応募がないわけじゃない。問題は「知った後に、どう感じてもらえるか」なんだと。
つまり「良さそうな会社だな」「ここで働いてみたいな」って思ってもらえるかどうか。そこが勝負なんですよね。
応募者が最も重視するのは「雰囲気」
採用インタビューをこれまで1500人以上やってきたという二宮さんによると、「なんでその会社を選んだんですか?」という質問に、圧倒的1位で返ってくる答えが「なんとなく、雰囲気が良さそうだったから」だそうです。
え!?成長できそうとか、待遇が良さそうとかじゃないの?って思うじゃないですか。でも、「人が良さそう」「雰囲気が良さそう」ってのが本当に一番多いんですって。これには僕も目から鱗でしたし、勝谷さんも「目から鱗が30枚落ちました」って言ってました(笑)。
社員の“顔”が見える発信を
その話を聞いて改めて思いました。うちが感じている「岡田電気工事さんの良さ」って、やっぱり“人”なんですよね。社長も奥様も社員さんたちも、本当に誠実で温かくて、僕たちもすごく気持ちよく仕事させてもらってます。
でも、ホームページやSNSからは、まだその“らしさ”が十分には伝わっていない。だったら、もっともっと出していくべきですよね。「この人たちと働きたい!」って思ってもらえるような発信が絶対必要だと思いました。社長自身も「どんどん言ってください!」ってすごく前向きで、ほんと素晴らしいです。こういう方の元で働きたいって、絶対思ってもらえると思うんです。
ホームページは“玄関”。もっと動画とつなげて
勝谷社長の取り組みとして、YouTubeで動画配信をされてるのも素晴らしいと思います。でも、肝心のホームページからリンクが切れてるっていうのは、やっぱり大きな機会損失ですよね。
応募者はどこを見たらいいのか分からなくなって、結局離脱してしまう。せっかく良いコンテンツを作ってても、見てもらえないと意味がないんだよね。InstagramやLINEもやってるってことだけど、あっちもこっちも分岐が多すぎると、求職者は混乱しちゃう。だったらもう、ぜんぶホームページにまとめてしまう方がいい。
「YouTubeに社員さんが出てる動画があったら、全部埋め込んじゃいましょう!」っていう二宮さんのアドバイスにも、社長は即「そうですね!」って。ほんと、レスポンスも素晴らしい。
「社員が出たくない問題」とどう向き合うか
ただやっぱり、社員の方が「カメラに出たくない」「話したくない」っていうのも分かります。それでも、今YouTubeで顔を出してくれてる人がいるっていうことは、ゼロじゃない。
だから、まずはその人たちと一緒に、「ちょっとやってみようか」って雰囲気を作っていくことが大事なんじゃないかな。真だけじゃ伝わらない温度感ってあるんですよね。動画にすると、どんな表情で、どんな雰囲気で話してるのかが分かる。それが雰囲気の伝わる鍵だと思います。
本当にいい会社を、きちんと伝える
僕自身、岡田電気工事さんと長くお付き合いさせてもらってて、ほんとに良い会社だと思ってるんですよ。働く人も素敵で、僕ら外部の人間が行っても、気持ちよくお仕事させてもらえる。
でも、その“良さ”って、外からはなかなか見えないんですよね。ホームページを見ても「千葉の電気工事会社」で終わっちゃう。それじゃもったいない。
だから、「らしさ」をしっかり伝える。社員の姿をもっと見せる。社長の人柄も伝える。そんな取り組みが今、まさに必要なことなんじゃないかなって、改めて思いました。
「働きたい」は“人”が作る
「誰と働くか」が応募動機の大部分を占めるって話、僕もすごく共感しました。うちの会社でも、人の良さで応募してきてくれる方が多いです。
「この社長のもとで働きたい」「この雰囲気の中に入りたい」って思ってもらえるような発信をしていきたい。それは岡田電気工事さんだけじゃなく、僕たちエフピオも同じです。
だから勝谷社長のように前向きにチャレンジされてる姿は、僕らもすごく刺激を受けますし、何かできることがあればどんどん協力したいと思ってます。
次回は2ヶ月後、また会いましょう
ということで、今回もたっぷり“採用”について語っていただきました。収録前にもリアルなご相談をしていただいて、その内容がまためちゃくちゃリアルで、今の経営課題に直結する内容だったんです。
それをこの場でもっと発信していけたら、きっと他の企業さんにもヒントになるんじゃないかって思いました。最後は「じゃあ、2ヶ月後にまた成果を聞かせてください!」ってお約束までしちゃって。次回が今から楽しみですね。
ラジオを聞いたすべての方へ
「採用に困ってる」というのは、もう“ほぼすべての企業”に共通の悩みになってきてると思います。
だからこそ、今回のラジオで話したような「人柄を伝える」「雰囲気を届ける」「ありのままの自分たちを見せる」っていう姿勢が、これからますます大切になってくるんじゃないかなと思っています。
それを実現する一歩が、この「運がいいラヂオ」から生まれるなら、それこそ“運がいい”ってことじゃない? って思います(笑)。
ということで、お届けしたのは──
社会保険労務士法人エフピオの浅山でした。
最後まで聞いていただき、ありがとうございました。
\ いってらっしゃい! /

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。