※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
  • 採用の成功には「雰囲気」と「人」がカギ

    求職者が会社を選ぶ一番の理由は「雰囲気が良さそうだから」という意外な事実が明らかに。採用担当者や社長の人柄、社員同士の関係性が伝わるかどうかが重要なポイントとなります。企業のホームページやSNSでは、仕事内容だけでなく「どんな人と働くのか」をしっかり発信することが求められます。社員のリアルな姿を映した動画やインタビューを活用することで、求職者に安心感を与え、応募へのハードルを下げることが可能になります。

  • SNS活用の課題と改善策

    岡田電気工事では、YouTubeやInstagramなどを活用した採用活動を行っているものの、求職者に直接届いていないという課題が浮上しました。特に、業界関係者の閲覧が多く、ターゲット層である求職者へのリーチが不足していることが問題に。改善策として、社員インタビューや社内の雰囲気が伝わる動画を増やし、ホームページにも埋め込むことで、求職者が企業文化を直感的に理解できる仕組みを作ることが提案されました。

  • ホームページ改善の重要性

    ホームページの使いやすさや情報の分かりやすさが、採用成功のカギとなることが指摘されました。現在の岡田電気工事のホームページでは、求職者が知りたい情報にたどり着きにくい問題があり、さらにYouTubeのリンク切れも発生していました。これを解決するために、求職者向けの情報を整理し、動画を効果的に配置することで、求職者が「ここで働きたい」と思えるサイト作りが重要であると議論されました。

  • 浅山:おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」スタートです。
  • 二宮:おはようございます、浅山さん。リクライブの二宮です。
  • 浅山:「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオ代表の浅山がお届けする、おめでたい雰囲気のラジオ番組です。「運がいい」をテーマにお届けしていければと思っています。
  • 二宮:ということで、今回は先週に引き続き、ゲストをお迎えしていますね。
  • 浅山:はい、今回も私たちの大切なお客様である、株式会社岡田電気工事の勝谷社長にご出演いただいています。2週連続のご出演、ありがとうございます!
  • 勝谷:岡田電気工事の勝谷です。よろしくお願いします。
  • 二宮:先週の回では、自己紹介をほとんどしないまま始まってしまいましたが、今回は少し勝谷社長のことも知った上で収録できていますね(笑)。
  • 勝谷:そうなんです(笑)。前回はZoomがつながった瞬間にそのまま話し始めてしまいましたが、今回は少し準備してきました。
  • 浅山:ありがとうございます!今回も楽しくお話をしていきたいですね。
  • 浅山:さて、今回はせっかく勝谷社長にお越しいただいているので、岡田電気工事さんの採用の現状についてお聞きしたいと思います。建設業界全体の話にもなりますが、今、採用に苦戦されている企業が非常に多いですよね。
  • 二宮:そうですね。特に建設業は、採用の難しさが顕著な業界かもしれません。では、まず勝谷社長から現状についてお話しいただけますか?
  • 勝谷:はい。やはりどの会社も採用には苦労しています。思い返すと、10年、20年前とは採用の方法が大きく変わってきました。以前はハローワークに求人を出せば人が集まる時代でしたが、今はお金をかけないと人が来ない状況です。
  • 二宮:確かに、今は求人広告や採用サイトにコストをかけている企業が多いですね。
  • 勝谷:そうなんです。例えば、就職専門サイトに掲載すると、1ヶ月で何十万円とかかりますし、年間で1,000万円以上かけている企業もあります。ですが、費用をかけても効果が出るとは限らないんですよね。
  • 浅山:なるほど。それで、最近ではSNSを活用した採用にも力を入れているとお聞きしました。
  • 勝谷:はい。YouTubeやLINE公式アカウント、Instagramなどを組み合わせた採用活動を始めました。ただ、すべて自前でやっているので、動画編集の手間やネタ切れといった課題もあります。最初は社員も楽しんで協力してくれていたのですが、だんだん続かなくなってしまって…。
  • 二宮:それはありますよね。SNSの運用って、継続が一番大変ですから。
  • 勝谷:そうなんです。なので、最近はリスティング広告も試してみています。Googleの検索結果の上位に広告として出す手法ですね。
  • 二宮:なるほど。ホームページの強化にも取り組まれているとお聞きしましたが、そのあたりはいかがですか?
  • 勝谷:はい。今のホームページは、求職者がどこに着地すればいいのかわかりにくいので、会社のスタンスや募集要項がしっかり伝わるようなサイトに改善していこうと考えているところです。
  • 浅山:確かに、企業の魅力が伝わるホームページ作りは重要ですよね。
  • SNS採用の課題と改善策
  • 二宮:SNS採用についてですが、実際にやってみて、手応えはありますか?
  • 勝谷:正直なところ、SNSからの応募はほとんどないですね。
  • 二宮:そうなんですか?
  • 勝谷:はい。例えばInstagramは、同業他社の閲覧が多く、求職者にはあまり届いていないように感じます。YouTubeもロング動画とショート動画の両方を投稿していますが、視聴者の大半は業界関係者です。しかも、最近ホームページのYouTubeリンクが切れていることに気づいていなくて…(苦笑)。
  • 二宮:それはまずいですね(笑)。リンク切れは結構致命的かもしれません。
  • 勝谷:そうですよね。気づかないまま放置してしまっていました。
  • 浅山:意外と自分たちでは気づかないことって多いですよね。でも、こういうのをきっかけに改善できるといいですね。
  • 二宮:さて、ここでひとつ質問です。求職者が会社を選ぶ一番の理由って何だと思いますか?
  • 勝谷:やはり「成長できる環境」でしょうか?
  • 二宮:そう思いますよね。でも、実は違うんです。僕はこの4年間で1,500人以上にインタビューしてきましたが、「入社の決め手」はほぼ99.9%同じなんです。
  • 勝谷:ええっ?何なんですか?
  • 二宮:答えは「雰囲気が良さそうだから」です。
  • 勝谷:ええっ!?本当ですか?
  • 二宮:はい。そして、さらに深掘りすると、次に出てくるキーワードは「人」です。「採用担当の人が良かった」「社長の人柄に惹かれた」「働いている人たちが楽しそうだった」など、人を見て決める人が圧倒的に多いんですよ。
  • 勝谷:なるほど…確かに、会社の雰囲気が伝わらないと求職者は不安ですよね。
  • 二宮:そうなんです。だから、ホームページやSNSでは「この会社で働くとこんな人たちと一緒に仕事ができるよ!」というのを前面に出していくことが大事なんです。
  • 浅山:これは目からウロコですね。確かに、勝谷社長の誠実で謙虚な人柄が伝われば、「この人のもとで働きたい」と思う人も増えるはずですよね。
  • 勝谷:いやー、これはすごく勉強になりますね!
  • 二宮:そう考えると、やっぱりホームページやSNSで「どんな人と働くのか」が分かるようにするのが大事ですよね。例えば、勝谷社長の人柄や社員の皆さんの雰囲気をもっと出していくとか。
  • 勝谷:確かに、今のホームページだと社員の顔がほとんど出ていないんですよね。
  • 二宮:そうなんです。僕も岡田電気工事さんのホームページを見てみたんですけど、すごく綺麗なイメージ写真はあるものの、実際に働いている人があまり見えてこないんですよ。
  • 浅山:そうですね。企業の顔が見えないと、「ここで働きたい」と思ってもらうのが難しいかもしれません。
  • 二宮:結局、求職者が求めているのは「この人と働きたい」「この職場なら楽しくやれそう」っていう実感なんですよね。だから、写真だけでなく、動画を活用して社員のリアルな姿を伝えるのが効果的です。
  • 勝谷:なるほど…!
  • 浅山:ちなみに、YouTubeでは社長ご自身が話している動画が多いんですか?
  • 勝谷:そうですね。ほとんどが僕が喋っている動画ですね(笑)。
  • 二宮:それは…確かに求職者にとってはちょっと退屈かもしれません(笑)。
  • 勝谷:やっぱりそうですよね(笑)。実際、社員が出てくる動画のほうが視聴回数も伸びるんですよ。
  • 二宮:ですよね!それこそが答えだと思います。やっぱり「働く人」が見えるコンテンツのほうが、共感を得やすいんですよ。
  • 勝谷:これは本当に勉強になります。
  • 浅山:社員の皆さんに出演してもらうのは大変ですか?
  • 勝谷:そうですね。やっぱり「顔を出したくない」という人も多いです。
  • 二宮:それなら、全員が出る必要はなくて、「出てもいいよ」という人だけでも十分です。それに、動画を活用するなら、ホームページにも埋め込むといいですね。
  • 勝谷:なるほど、確かにそのほうが求職者に伝わりやすいですね。
  • 二宮:そうなんです。今のホームページではYouTubeのリンクが切れてしまっているのももったいないので、そこも修正したほうがいいですね。
  • 勝谷:はい、すぐに直します!(笑)
  • 浅山:SNSやホームページの運用って、やっぱり手間がかかりますよね。
  • 勝谷:本当にそうです。最初は社員もノリノリで協力してくれたんですけど、やっぱり継続するのが大変で…。
  • 二宮:それ、よく分かります。でも、せっかく始めたSNSをやめてしまうのはもったいないので、少し工夫するといいかもしれません。
  • 勝谷:工夫ですか?
  • 二宮:例えば、「社員インタビュー動画」を定期的に撮るとか。「どうして岡田電気工事に入ったの?」とか、「仕事のやりがいは?」みたいな質問をして、それをYouTubeやInstagramに投稿するんです。
  • 勝谷:なるほど!そうすれば、社員の雰囲気も伝わりますね。
  • 二宮:そうなんです。それをホームページにも載せれば、求職者が「ここで働いてみたい」と思える情報が増えます。
  • 勝谷:確かに、それならできそうです!
  • 浅山:そういう動画が増えてくると、「この会社の雰囲気、いいな」と思ってもらいやすくなりますよね。
  • 二宮:そうなんです!だから、採用の成功のカギは「いかに会社の雰囲気を伝えるか」なんですよ。
  • 勝谷:めちゃくちゃ勉強になりました!
  • 今後の採用戦略と次回の報告
  • 浅山:じゃあ、これからの採用活動の方向性としては、まず「人を前面に出す」ということですね。
  • 勝谷:はい、SNSやホームページで社員の姿をもっと見せていきます!
  • 二宮:それができると、採用の成果も変わってくると思います。
  • 勝谷:はい、今回の話を参考に、すぐに改善に取り組みます!
  • 浅山:では、2ヶ月後くらいにまたご出演いただいて、成果を報告してもらいましょうか?
  • 勝谷:はい!それまでにしっかりやっておきます!
  • 二宮:どんな変化があったのか、ぜひ聞かせてくださいね。
  • 勝谷:頑張ります!
  • 浅山:では、そろそろお時間ですね。勝谷社長、今回は貴重なお話をありがとうございました!
  • 勝谷:こちらこそ、ありがとうございました!本当に勉強になりました!
  • 二宮:このラジオを聞いている企業の皆さんも、採用について悩んでいる方が多いと思います。今回の話が何かのヒントになれば嬉しいですね。
  • 浅山:そうですね。採用の課題って、真面目に考えすぎると煮詰まってしまうので、今日みたいに楽しく話しながら進めていくのが大事かもしれませんね。
  • 勝谷:本当にそう思います!
  • 二宮:では、また次回の放送でお会いしましょう。
  • 浅山:それではみなさん、いってらっしゃい。
  • 二宮:いってらっしゃい!
  • 勝谷:いってらっしゃい!