
話し手
浅山先生
社会保険労務士/エフピオ代表
慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。

聞き手
リクライブ二宮
リクライブ編集長
「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。
- 目次
- 実務を離れて見えてくること
- 僕の役割は“白黒つかないところ”
- 採用とホームページの打ち出し
- エフピオのホームページとセミナーのこれから
- リアルセミナーへの振り戻し
- 実績を“見せる”ための挑戦
- 対談動画、はじめての試行錯誤
- 対談動画はどう公開する?
- 採用活動にも活用したい
- トップページもリニューアル予定
- 採用にも本気で取り組む
- 密着動画ってどんな企画?
- 社風や雰囲気こそ、伝えるべきもの
- 密着されるのは僕じゃない(笑)
- 編集も含めて4月公開を目指す
- 社内だけじゃなく社外にも届けたい
- まじめな回でした(笑)
実務を離れて見えてくること
おはようございます。エフピオ代表の浅山です。今日も「運がいいラヂオ」始まりました。おはようございます。
僕自身はもう実務っていう意味では、ほとんど現場から離れちゃってるんです。社労士事務所って手続きや給与計算とか、いろいろやるわけですけど、もう僕自身はそれをやってない。
過去にはもちろんやってましたよ。でも電子申請が始まってからは僕自身は一度もやってないんですよね。コロナの時の雇用調整助成金とか、ああいう特例的なものは紙で対応してたから、その時だけちょっと関わったけど、それ以外は全部スタッフがやってくれてるね。
僕の役割は“白黒つかないところ”
電子申請もね、僕がやろうとすると「それ、紙ですか?」って言われて(笑)。「もうやらないでください」って止められちゃうんですよ。今、現場で活躍してる職員のみんなの方が僕よりもずっと優秀だからね。
だから、僕ができることっていうのは、白黒つかないような、判断が難しい領域のこと。たとえば人事の領域って、どっちを取っても正解があるようなケースが多いじゃない?「こうするとメリットがあるけど、こうするとデメリットもある」みたいなね。そういうことを一緒に考えて、決めていく。今の僕の仕事って、そういう感じです。
採用とホームページの打ち出し
先週ね、とある企業さんの採用関係の件で訪問させてもらって、 ホームページの打ち出し方について二宮さんからアドバイスをもらったんですよ。
どうなるかはまだ分からないけど僕ら自身も同じ課題を抱えていて、エフピオとしてもこれからは採用に力を入れていこうって思ってるんです。今日は、その話をちょっとしてみようかなと思ってます。
エフピオのホームページとセミナーのこれから
うちのホームページのトップページには写真が出てて、その下にセミナーの告知があって、右側にはエフピオチャンネルがあって、一番下にはこの「運がいいラヂオ」のリンクが貼ってある…みたいな構成になってます。
今までセミナーって既存のお客様への情報提供と、新規のお客様との接点づくりのためにやってきたんです。でも、コロナ以降Webセミナーが主流になって、僕たちもWebでやってたんだけど正直言って成果や反応があまり感じられなかったんです。
リアルセミナーへの振り戻し
それで、もう思い切ってWebセミナーをやめてリアルセミナーに全振りしたんです。たとえ少人数でも直接お会いして話せた方が僕たちの温度感が伝わるし、その方がいいよねってことで。実際、去年は二宮さんに来ていただいて採用のセミナーをやってもらって。それがね、めちゃくちゃ好評だったんですよ。ほんとに嬉しかったです。
ただね、Webセミナーってやっぱり数名しか参加されないこともあって。もちろん、その数名に喜んでもらえるのはすごくありがたいことなんだけど、このままでいいのかな?って思うこともあって。
実績を“見せる”ための挑戦
そこで僕たちが考えたのが「実績を見せる」っていう発想です。セミナー開催もひとつの方法かもしれないけど、もっとわかりやすく僕たちエフピオがどういう繋がりを持ってどういう課題を解決してきたか、そういうのを“見える化”して発信していく。
たとえば「エフピオ × 弁護士」「エフピオ × 産業医」「エフピオ × IT」「エフピオ × 採用」みたいにエフピオが他の専門家と連携してお客様の課題にどう向き合っているか。そういう対談形式の動画をホームページで発信していこうと。
「エフピオに相談すればいろんなことを解決できそう」って思ってもらえるように。「社労士だけの組織じゃないんだ」って伝わるようにしたいと思ったんです。
対談動画、はじめての試行錯誤
ということで先週初めてのチャレンジとして産業医の方に来ていただいて対談形式の動画を撮らせてもらったんです。
最初は携帯で撮ればいいんじゃないかと思って気軽に始めたんですけど、周りの雑音が入っちゃって声がうまく録れない。じゃあZoomでやろうかって試したら今度は画質が悪い。「これは使えないな」ってなって結局ちゃんとした機材で撮ることにしました。いや〜、やってみると難しいね。でも、こういうのって面白いし、やりがいあるなって思ってます。
対談動画はどう公開する?
今のところ、動画は1本1本バラバラに上げても仕方ないので、ある程度本数をまとめて3月〜4月ぐらいに公開できたらいいなと思ってます。
まだシリーズ名は決まってないけど「対談動画」っていう感じで「エフピオ×専門家」の形式でやっていこうかなと。たとえば産業医の方とうちのスタッフが実際に解決した事例について話すとか、課題にどう取り組んだかっていうところにフォーカスしていきたいですね。
採用活動にも活用したい
で、今回のこの取り組みってお客様向けではあるんだけど、実は採用活動にもすごく意味があると思ってるんです。求職者って、企業を選ぶときに「雰囲気」で決めることが多いっていうじゃない?前に二宮さんも言ってたけど、入社の決め手で一番多いのが「社風」や「雰囲気」なんですよね。
だから、うちのことを知ってもらう時に「ここに頼んだら安心できそうだな」とか「ここなら相談しやすそうだな」って、そう感じてもらえることがすごく大事だと思ってて。
トップページもリニューアル予定
そういう意味でも、今回の動画シリーズをきっかけに、ホームページのトップページを少し変えようと思ってます。全体的に大幅に変えるわけじゃないけど、見た目や雰囲気のところで、もっと“人の顔”が見えるような構成にして「楽しそうだな」「ここ、いいな」って思ってもらえるように。
1時間の対談をそのまま流しても見てもらえないから5分〜10分の動画に分けて、テーマごとに小分けにして公開しようと考えてます。大変だけど、これはやりがいあるし、意味のあることだと思ってます。なので、動画制作に強い二宮さんにも、ぜひまたアドバイスいただきたいところです。
採用にも本気で取り組む
今回の取り組みってセミナーや動画だけじゃなくて、本気で採用に取り組むっていう意志の表れでもあるんです。数を増やすってだけじゃなくて、今、僕たちにとって本当に必要な人材は何か。どんな人に来てほしいか。それをちゃんと明確にして、採用に臨むつもりです。
で、今週――っていうか、このラジオが流れる頃には“今”になってるんだけど、二宮さんが千葉に来てくれて密着動画の撮影をしてくれる予定なんです。
密着動画ってどんな企画?
今回、リクライブさんにお願いしているのは「密着動画」なんです。タイトルは「THE DAY(ザ・デイ)」という企画で、これはリクラブさんが以前から手がけているシリーズ。
採用に向けた“真実を伝える”動画で台本なしの一発撮り。最初はインタビュー形式でやっていたらしいんですが、店舗型のビジネスなど業務内容が言葉だけでは伝わらない職種の場合には密着じゃないと伝わらないって声が多かったそうなんです。それで、実際の1日を追いかけて仕事の流れや雰囲気、動きまで全部映す密着スタイルが始まったとのこと。
社風や雰囲気こそ、伝えるべきもの
僕らもやっぱり求職者に伝えるべきことって、職種とか給与の条件だけじゃなくて社風や雰囲気、その場の空気感だと思ってます。だから密着動画っていうのは、本当にそれを表現できるコンテンツなんですよね。
朝から晩まで、誰と何をしているのか、どんな仕事に追われているのか、お昼ごはんはどこで誰と食べてるのか、全部“そのまんま”を撮ってもらう。それがTHE DAYの魅力でもあるし、難しさでもある。
密着されるのは僕じゃない(笑)
ちなみに、今回密着されるのは僕じゃないんです(笑)。僕はじっと座ってるだけだから、見せ場がないんですよね。
今回登場するのはうちのコンサルチームの津田と、業務推進のCチームの田中です。初日は津田に密着して2日目は田中の1日を追いかけてもらう予定。正直ね、田中はめちゃくちゃ静かなんで「大丈夫かな…地蔵みたいにならないかな」って思ってます(笑)。でも、それもまたリアルなエフピオの姿として伝わればいいなと。
編集も含めて4月公開を目指す
当然、撮ったらすぐ公開というわけにはいかないので編集もお願いして、公開は3月末〜4月あたりになる予定です。ちょうど、さっきお話しした対談動画のリリースと同じくらいのタイミングになります。
なので4月にはエフピオの採用ページとトップページがリニューアルされて、動画も含めた新しい発信がスタートする予定です。
社内だけじゃなく社外にも届けたい
この動画やコンテンツって社内向けにももちろん意味があるけど、やっぱり社外、つまりこれからエフピオを知ってくださる方々に届いてほしい。「この会社、なんか良さそうだな」「雰囲気が伝わってきて安心できるな」そんなふうに思ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。
うちとしては岡田電気工事の勝谷社長みたいな、発信上手な企業さんの取り組みを参考にしながら自分たちの色でやっていけたらと思ってます。
まじめな回でした(笑)
今回はいつも以上に真面目な回になっちゃいましたね(笑)。ほんとに、普段ふざけてるわけじゃないんですけど、今回はちゃんとお届けできたんじゃないかな。僕もね、「実は真面目なんです」ってよく言うんだけどラジオではついキャラが出ちゃうから、少しでも伝わってればいいなと思ってます。
ということで、今日はこのへんで締めたいと思います。今回もお聴きいただきありがとうございました。
最後の締めが毎回うまくいかないのはご愛敬ということで…。
ここまでお送りしましたのは、社会保険労務士法人エフピオ代表の浅山でした!
皆さん、今日もいってらっしゃい!

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。