※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
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エフピオ法人化の経緯とネーミングの秘密
浅山さんの事務所が法人化されたのは令和3年1月。個人事務所として運営していた頃から、継続的なサービス提供のため、法人化を決意しました。社名「エフピオ」は、人を大切にする理念「People(ピープル)」に加え、「ファースト」「ファミリー」など7つのFが込められています。半年間かけてビジョンやミッションを明確化し、仲間と共に歩む組織としての新たなスタートを切りました。
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エフピオ設立による組織の変革と課題
個人事務所から法人へと転換したことで、浅山さんの事務所は「私の組織」から「みんなの組織」へと変革を遂げました。役員を迎え、体制を整えることで、安定した運営基盤を構築しましたが、完全にみんなの組織として成熟するにはまだ課題が残っているとのこと。今後も組織をさらに発展させるため、内部の整備を進めていく計画です。
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社労士試験に挑むスタッフへの応援メッセージ
番組内では、8月の最終週に行われる社会保険労務士試験に挑むスタッフへのエールが送られました。浅山さん自身も試験に合格した経験があり、現在の試験の難しさを熟知しています。働きながら試験に挑むスタッフに対して、強い敬意を表しつつ、リスナーや社外の受験者へも温かい応援メッセージを贈っていました。
- おはようございます。エフピオ浅山の運がいいラヂオスタートです。おはようございます、浅山さん。
- 浅山:おはようございます、浅山です。
- 二宮:聞き手のリクライブの二宮です。よろしくお願いします。
- 浅山:浅山です。よろしくお願いいたします。
- 二宮:お願いします。ちょっと今、ギリギリ危なかったですね。
- 浅山:今、オープニングでなんていうラジオだったかなと思って。
- 二宮:それはダメ。それはちゃんと覚えといて(笑)。まあでも、なんとかギリギリ思い出してくれてよかったです。すごい短い文章でしたけど。
- 浅山:そうですね、はい。自分でも今「やばい」と思いました(笑)。
- 二宮:ギリギリから始まる第9回目です。前回、時間の割に中身がちょっと薄かった気がするので、今日はその続きやってもいいですか?
- 浅山:どうぞどうぞ。
- 二宮:「浅山さんが普段何やってるの」パート2の回ですね、今日は。
- 浅山:はい。あの、朝出社して必ずやっているのは、前回も言いましたけど、採用の部分は私がメインでやっているので。で、今、ビズリーチっていうものを活用させてもらってるんですよ。
- 二宮:ビズリーチ、はい。
- 浅山:そうですね。今、スカウトメールとか、それに対してリアクションしてくれた方とのやり取りをしています。結構ああいうのってフォーマットがあって、その反応に対して定型文を送ってやり取りするのがありがちなパターンなんですけど、それだとあんまり印象に残らないなと思って。なるべく、その人の履歴書を拝見させてもらって、どんな方なのか、どんな風なコメントをすればさらに興味を持ってもらえるだろうかって考えながらやり取りをしてますね。
- 二宮:なるほど。それは必ずやっているんですね。結構、1通あたり時間かけてるんですか?
- 浅山:そうですね、かけてますね。
- 二宮:30分ぐらい?
- 浅山:いや、さすがにそんなにはかけないですけど(笑)。
- 二宮:慣れてますもんね。
- 浅山:うん、でもいろいろ考えながら書いてます。実際に打ってる時間はそんなにかからないけど、どう書けばちゃんと思いが伝わるかとか、いろいろ考えるんで。
- 二宮:メインはビズリーチですか?
- 浅山:そうですね。他もやってますけど、基本は今ビズリーチ経由が多いですね。
- 二宮:今年は何名か入っていただきましたけど、大半がビズリーチ経由ですか?
- 浅山:そうですね。今年は大半がビズリーチ経由です。ビズリーチは「ハイクラス転職」というブランドがありますが、タレント採用っていう枠もあって、いろんなスキルセットを持った方がいますね。
- 二宮:ああ、なるほど。そういう枠もあるんですね。
- 浅山:はい、そうなんです。
- 二宮:じゃあ、日常業務としてはビズリーチのスカウトをやってると。
- 浅山:そうですね、やってます。
- 二宮:社長なので、代表としていろんなことをやらなきゃいけないと思いますけど、昨日は何してましたか?今日は何をする予定ですか?
- 浅山:昨日…昨日何してたっけ?
- 二宮:昨日ですよ(笑)。
- 浅山:昨日は忘れちゃったな(笑)。
- 二宮:忘れるの早いですね、昨日のことですよ(笑)。
- 浅山:昨日は社内の打ち合わせもあったんですけど、今の時期って毎年この時期になると、うちの事務所では社会保険とか雇用保険のいろんな手続き書類を作って、役所に提出するんです。そのためには給与データが必要なんですけど、例えば誰かが退職すると、雇用保険の離職票を作って、次の給付を受けるための書類を作らなきゃいけないんですよ。
- 二宮:ああ、なるほど。
- 浅山:そのために給与データをお客様からいただいて作業するんですけど、毎回データをもらうのは大変なので、うちは毎月給与データをいただいて、何かあった時にすぐ対応できるようにしてるんです。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:そうすると、こちらが迅速に対応できるので、お客様にも好評なんですよ。うちは顧問先が300社ちょっとあって、そのうち7割から8割はそういう業務をやっているんです。
- 二宮:300社も!すごいですね。
- 浅山:そうですね。その中から毎月大量の給与データが送られてくるわけです。それをただ手続き業務だけに使うのはもったいないので、データ化して、中小企業の賃金相場を分析できるような資料を作っているんです。
- 二宮:ああ、なるほど。それを元にセミナーとかもやってるんですか?
- 浅山:そうですね。採用の相談を受ける時に、「うちはなかなか人が取れないんだけど、給料が安いのかな」とか、定着率の話でも「他と比べてどうなんだろう」とか、そういう話が出るんですよね。
- 二宮:うんうん。
- 浅山:でも、給料の話ってあんまり同業者同士でしづらいじゃないですか。
- 二宮:そうですよね。
- 浅山:だから、そういうデータを元に、うちのセミナーでは「他社と比べてどうか」という情報を提供できるんですよ。それを昨日はお手伝いしてました。
- 二宮:なるほど。結構、手間がかかりますよね?
- 浅山:そうなんですよ。情報量も多いし、データを整理して使える形にするのは大変なんです。
- 二宮:それは大変そうですね。でも、その先を見据えて、ちゃんとデータを作ってるんですね。
- 浅山:そうですね。私以外の人たちがデータを集めてくれて、私はその準備をするような感じです。
- 二宮:なるほど。他にはどんなことをしてるんですか?社員の方が聞いてたら「浅山さん、何してるんだろう」って思ってるかもしれませんよ(笑)。
- 浅山:(笑)今はね、昔は自分専用の部屋があったけど、今はオフィス全体がフラットになってるんですよ。だから、私が何をしてるか、全部見えてます。
- 二宮:ああ、フラットになったんですね。
- 浅山:うん。だから、居眠りしたらバレちゃう(笑)。
- 二宮:居眠りするんですか?(笑)
- 浅山:いや、してないと思いますけど(笑)。
- 二宮:いやいや(笑)。
- 浅山:あとは、いろんな書類のチェックとかもやってますよ。うちは士業なので、誰がこの書類を作ったかを記録する必要があって、私の印鑑を押すことも多いですね。
- 二宮:最終チェックですね。
- 浅山:うん、そうです。それは毎日やってますね。そうやってると、外が暗くなって、「あ、もう帰る時間だ」みたいな感じです(笑)。
- 二宮:ああ、そっか。今の話って、基本的には会社を守るための業務ですね。ちょっと質問なんですが、エフピオとして、今後1年以内にチャレンジしたいことって何かありますか?
- 浅山:うーん、なかなかいい質問ですね(笑)。難しい質問でもありますが。
- 二宮:難しいですか?
- 浅山:うん、なんか外向けに「これをやりたい!」って言えれば一番いいんですけど、正直言うと、ここ最近は外に向けてばかり活動してきたんですよね。で、社内の整備が追いつかなくなってしまったんです。
- 二宮:ああ、なるほど。
- 浅山:うちって、法人化してから人を増やして、事務所が大きくなってきたんですけど、内部の仕組みがまだ整ってない部分が多いんですよ。だから、次に進む前に、まずは社内の整備をしっかりやらなきゃいけないなと思ってます。
- 二宮:ああ、なるほど。それが今の課題なんですね。
- 浅山:そうです。ここ数年、システムを導入したり、補助金を受けて社内システムを作ったりしてるんですけど、まだ完全には整ってなくて。あと、未経験者も多く採用しているので、その教育もしっかりしなきゃいけない。そういう課題がたくさんあるんです。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:だから、今年もそうでしたけど、来年も華々しいチャレンジというよりは、まずは地盤を固めることが重要だと思ってます。
- 二宮:今の規模になったのって、いつ頃ですか?少しずつ増えていった感じですか?
- 浅山:ええと、令和3年の1月に法人化したんですよ。
- 二宮:あ、そうなんですね。それまでは?
- 浅山:それまでは「浅山社会保険労務事務所」っていう個人事務所でした。
- 二宮:ああ、知らなかった。法人化は最近なんですね。
- 浅山:そうなんです。法人化してから、人をどんどん採用して、今では30〜35名くらいになってます。来月もまた新しい人が入ってくる予定です。
- 二宮:すごいですね。
- 浅山:はい、なのでこの2年間で急激に人を増やした感じです。それで社内の整備が追いついてないんですよね。
- 二宮:ああ、そういうことですね。なるほど。
- 浅山:法人化した時に、「これが成長するタイミングだ」と思って、実行に移したんですけど、受け入れる仕組みが十分整っていないまま、人をどんどん採用してしまったので、今その課題に直面してます。
- 二宮:うん、そういう課題があるわけですね。
- 浅山:そうです。でも、それをクリアすれば、またさらに伸びると思うんですよ。だから、前向きに取り組んでます。
- 二宮:なるほど。伸びしろがあるわけですね。
- 浅山:そうですね。世の中にはどうにもならないこともたくさんありますが、今うちで直面している問題は、なんとか乗り越えられるものばかりだと思うので、いろいろと苦労はあるけれど、きっと解決できると思ってます。
- 二宮:なるほどね。
- 浅山:はい。苦しい部分もありますけど、楽しみながらやっていこうと思ってます。
- 二宮:浅山さんと話してると、あまり「どんより」した感じがしないんですよね。
- 浅山:(笑)脳天気なのかもしれませんけどね。
- 二宮:いやいや(笑)。でもそういう雰囲気があるから、社員の方々も安心してついていけるんじゃないですか?
- 浅山:どうなんですかね。数年前までは自分が「なんとかしなきゃ」って思ってましたけど、今は「みんなでやらないと厳しいな」と感じてます。
- 二宮:なるほど、10人から35人に増えたんですから、そうですよね。
- 浅山:そうですね。
- 二宮:ということで、今日は「1年以内にチャレンジしたいこと」と「浅山さんの日常」パート2でしたが、ちょっと長めにお話していただきました。今日も皆さん、聞いてくださってありがとうございました。
- 浅山:こちらこそありがとうございました。
- 二宮:じゃあ、いってらっしゃい!
- 浅山:いってらっしゃい!