※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
  • 顧問先への対応で重要な「心構え」

    松田さんが強調したのは、顧問先への対応で大事なのは「法律ではなく心構え」ということ。顧問先は、ただ法律やルールを求めているわけではなく、困っているからこそ相談してくるのです。松田さんは、浅山さんのもとで働いていた際、骨の髄までこの心構えを叩き込まれたと振り返ります。お客様にどれだけ寄り添えるかが重要で、これは時代が変わっても、どんな業務でも忘れてはいけない基本だと語りました。
  • 働き方の限界と退職の決断に至った理由

    松田さんは35歳のとき、家事、育児、コンサル業務の三つ巴の状態に陥り、自分自身の限界を感じて退職を決断しました。家族との時間や自身の健康を顧みることなく仕事に追われる日々が続き、ある日、コンサル業務からの帰り道に「このままでは危ない」と気づきます。そこで、仕事から一旦離れ、家族や自分を取り戻すために退職を決意。浅山さんに「愛想を尽かした」わけではなく、自分を見直すための重要な決断だったと語ります。
  • 独立後に気づいた支えの重要性

    松田さんは退職後、個人で業務を始めることになりましたが、浅山さんがどれだけ自分を支えてくれていたかを痛感する日々だったと振り返ります。自分一人でできると思っていたことが、実は多くのサポートがあってこそ成り立っていたと実感。独立したことで、支え合いの重要性や、自分の限界を改めて認識したと語ります。独立後も浅山さんのサポートがどれだけ大きかったかを再確認する機会となったとのことです。
  • 浅山:おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」スタートです!…また噛んじゃった(笑)。もう一回言います?
  • 二宮:いやいや、そのまま行きましょう(笑)。ということで、松田さん回の後編がスタートということで、今日は別撮りで後編のスタートを撮っているんですけど、松田さん、後編の意気込みをお願いします。
  • 松田:おはようございます、松田です!「浅山イズム第2弾」ということで、よろしくお願いします。
  • 浅山:また「浅山イズム」ね(笑)。では松田さん、よろしくお願いします!
  • 松田:はい、よろしくお願いします!
  • 二宮:ということで、後編お楽しみください。どうぞ!
  • 松田:顧問先様への心構えについてなんですけど、相手は困って相談してきてくれてるわけですよね。法律的にはこうだとか、ルール上こうだとか、そんな当たり前のことは相手もわかってるんですよ。わかってるけど、それができないから困って相談してきている。これは、もう骨の髄まで叩き込まれました。
  • 浅山:法律じゃないところの話ですよね?
  • 松田:そうなんです。法律的にどうこうじゃなくて、どれだけお客様に寄り添えるか。それは知識とかではなくて、心構えなんだと。これは、今でも忘れちゃいけないなと感じてます。
  • 二宮:これは時代が変わっても、ずっと続くことですよね。
  • 松田:そうですね。ずっと続きますし、今は誰も指摘してくれる人がいない環境なので、自分で俯瞰しながらできているか確認してます。
  • 浅山:そうですよね。今は松田さんがご自身で会社を運営しているわけだから、見る目も自然と厳しくなりますよね。
  • 松田:はい、そうです。自分を見る目が本当に厳しくなりました。常に「できてるかな?」と自分に問いかけながら進めています。
  • 二宮:浅山さんはどうですか?松田さんのお話、勉強になりますよね。
  • 浅山:いやー、ほんと勉強になるよ。今まさに「逆輸入」だね(笑)。自分が言ってたことを改めて思い出す機会にもなってるよ。昔は何かしらの「イズム」があったわけじゃなくて、その場その場で思ったことを伝えていただけなんだけど、今こうやって振り返ると、1つの流れがあったんだなって再確認できるね。
  • 二宮:そうですね、背骨みたいなものがちゃんとあったんですね。
  • 浅山:そうそう、今もあんまり変わってないしね。
  • 二宮:松田さんには「浅山イズム」がしっかり流れてる感じですね。
  • 松田:ありがとうございます(笑)。今の私の仕事のスタンスの大事な部分を作ってくれたのは浅山さんですね。
  • 二宮:それにしても、松田さん、浅山さんの組織が大きくなってきたこと、どう感じますか?
  • 松田:いや、もう本当に嬉しいですし、すごいなって思います。浅山さんが、小林さんや石川さんと一緒に短期間でここまで組織を大きくされたこと、本当に感動しています。
  • 浅山:感動ですか、ありがとうございます(笑)。でも、松田さん、辞めた理由聞いてもいいですか?
  • 松田:あ、そうですね。当時、私は35歳になりそうなタイミングで、家事、育児、コンサルの仕事の三つ巴で戦ってた状態だったんです。家のことも必要最低限しかできていなくて、子供ともちゃんと向き合えてないなって感じていました。
  • 浅山:なるほど、それはしんどいですよね。
  • 松田:はい。出産した時に「この子を1日30回笑わせるぞ」っていう約束を自分に課していたんですけど、それができてない自分に悩んでいて。それに加えて、仕事でも従業員の心に寄り添えてない、数字だけを見てるような状態で…それがすごく苦しくて。
  • 二宮:うんうん。
  • 松田:そんな時、コンサルからの帰り道で、車でセンターラインを踏んで走ってしまって、「あ、これ危ないな」って思ったんです。もし何かあったら、家族がすごく泣くんだろうなって。だから、いったん前線から退いて体制を整えないと、全てが台無しになっちゃうなって感じて、退職のお願いをしました。
  • 浅山:でも、すぐ辞めたわけじゃなかったよね?10ヶ月ぐらいかけて、徐々に移行していったんだよね。
  • 松田:そうでしたね。相談させていただいてから、仕事を他の方に引き継ぐまで、かなり時間をかけました。浅山さんもすごく頑張ってくれて。でも、もう私は限界だったんだと思います。
  • 二宮:それは松田さんが精神的に?
  • 松田:はい、そうですね。どこかで自分を取り戻さないと、このままでは全てが崩れてしまうと感じたんです。だから、浅山さんに「愛想を尽かした」わけでは決してないんです(笑)。
  • 浅山:いやいや(笑)、そんな風に思ってたわけじゃないよ。
  • 松田:いや、でもメールでもお話ししてますけど、他の人に説明するときに「愛想を尽かした」なんて言われると、私がすごく冷たい人みたいに思われちゃうじゃないですか(笑)。だから、そういうことはないですよって言っておきます。
  • 浅山:ああ、そうか(笑)。それは良かった。でも、松田さんも限界だったんだなっていうのがよくわかります。
  • 二宮:お互いに気を使ってた感じがすごく伝わってきますね。浅山さんも、松田さんを守るつもりでいろいろと考えてらっしゃったんですね。
  • 浅山:そうだね。実際、辞めた後のことをどうするかって、すごく考えたよ。
  • 二宮:その後、松田さんは育児に専念されたんですか?
  • 松田:はい。辞めてからは、幼稚園の間と小1ぐらいまでの間は、育児に向き合おうと思って、仕事からは完全に離れていました。
  • 二宮:あえて聞きますけど、浅山さんのところに戻ろうとは思わなかったんですか?
  • 松田:実はその後も、勤めていた頃お世話になった方々から「業務をお願いしたい」と連絡をいただいていて、労務相談や社会保険の手続きなど、無報酬で相談を受けていたんです。でも、1年ぐらい経った時に「やっぱりちゃんと立ち上げたほうがいい」と言われて、背中を押していただいたんです。
  • 二宮:お客様からの声で立ち上げたんですね。
  • 松田:はい。家事や育児もこなせて、さらに自分が抱えられる範囲でお客様に寄り添えるような体制が整ったので、業務を再開しました。
  • 二宮:浅山さんはその時のこと、ご存知でしたか?
  • 浅山:いや、その頃は自分のことで精一杯だったからね(笑)。松田さんが立ち上げたことは、後で知ったんです。
  • 松田:一応、ご連絡は差し上げたんですけどね。「業務を再開します」ってご挨拶もしました。
  • 浅山:あ、そうだっけ?覚えてないなぁ(笑)。
  • 二宮:浅山さん、いつも記憶が曖昧ですね(笑)。
  • 浅山:ほんとだね(笑)。自分のことで精一杯だったんだろうね。でも、今こうやって話してると、いろいろと思い出してきますね。
  • 松田:そうですね(笑)。でも、いざ自分で立ち上げてみると、いかに浅山さんが後ろで支えてくださっていたか、武器と鎧を貸してくれてたんだなってことが身に染みてわかりました。自分でも「できるかな?」と思っていた部分は甘かったなと。
  • 浅山:そうなんだよね。やっぱり立ち上げると、いろんなことに気づくんだよね。
  • 松田:はい、本当にそうでした。自分一人でできると思っていたことが、実はたくさんのサポートがあってこそ成り立っていたんだなと感じることが多かったです。
  • 二宮:それを感じるのって、やっぱり大きいですよね。浅山さんが支えていた部分がどれだけ大きかったかを改めて知ると、自分も成長しますよね。
  • 松田:本当にそうです。立ち上げた後は「支えてくれてたんだな」っていう実感が、日々どんどん強くなっていきました。浅山さんのおかげで、今もこうして仕事ができていると思います。
  • 浅山:いやいや、そんなふうに言ってもらえると嬉しいけどね(笑)。でも、やっぱり松田さん自身がしっかりやってきたからこそ、今があるんだと思うよ。
  • 二宮:それにしても、やっぱり話が終わらないですね(笑)。いろいろ出てきちゃいますね。
  • 浅山:ほんとに(笑)。話し始めると、次々と思い出すことがあるから、終わりがなくなっちゃうよ。
  • 松田:まだまだいろんなエピソードがありますけど、今回はこの辺で締めますか(笑)。
  • 浅山:そうだね。松田さんの今後の話も、またいつか聞かせてもらいたいし、成長した松田さんの話を次回のネタにしましょう。
  • 二宮:それはぜひ聞いてみたいですね。次は、今の松田さんの活動や考えも伺って、昔と今の違いを振り返るような回にしたいです。
  • 松田:はい、いつでもお声掛けください!ネタが尽きたら、また呼んでくださいね(笑)。
  • 二宮:では次回、松田さんとの対談をぜひ!
  • 浅山:そうだね、次回は二宮さんが回す形で、対談をやろうか。今度はちゃんと二宮さんが引っ張ってくれるから(笑)。
  • 二宮:そうですね(笑)。でも、松田さんは話しやすくて、どんどん話してくれるので、いつも助かってます。引き出し方が上手いとかじゃなくて、松田さんのエピソードがすごいんですよ!
  • 松田:いやいや、そんなことないですよ(笑)。でも、二宮さんの進行が上手なので、ついつい喋っちゃいますね。
  • 浅山:あはは、でもこうやって、昔のことも含めて振り返ると、みんなの成長を感じられていいよね。次回はもっと深い話ができそうだね。
  • 二宮:はい、次回も楽しみにしています!リスナーの皆さんも、ぜひ次回の松田さん回をお楽しみに!
  • 松田:ありがとうございます!またお話できるのを楽しみにしています。
  • 浅山:今回は、松田さんの貴重なエピソードがたくさん聞けて、本当に嬉しかったです。改めて自分も頑張ろうと思いました。松田さん、ありがとうございました!
  • 松田:こちらこそ、ありがとうございました!これからも影ながら応援してますので、何かあったらいつでも力を貸しますね。
  • 二宮:では、今回もいい感じにまとまったところで、締めの挨拶をお願いします。
  • 浅山:そうですね。リスナーの皆さんも、ぜひ引き続きエフピオを応援してください!それでは、皆さん、いってらっしゃい!
  • 二宮:いってらっしゃい!
  • 松田:いってらっしゃい!