
話し手
浅山先生
社会保険労務士/エフピオ代表
慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。

聞き手
リクライブ二宮
リクライブ編集長
「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。
- 目次
- 今年も社労士試験の季節がきました
- 幕張での配布活動とゲスト紹介!
- 資格取得のきっかけと超難関試験合格
- 転職を決意した背景エフピオを選んだ理由
- 試験当日の高揚感とFacebook投稿
- 津田の投稿と過去の苦い記憶
- 温かい組織をつくるということ
- 小峰がエフピオに来た背景2
- 9月12日の会社説明会とエンディング
今年も社労士試験の季節がきました
おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」スタートです。
まずは「社会保険労務士試験」についてなんだけど、年に一度、8月の最終日曜に行われる国家試験が今年は8月24日に実施されたんだよ。
今年は例年以上に難しかったという話を聞いてさ。
うちの事務所からも数名₋スタッフが受験していて、悲喜こもごもいろんな結果があってさ。
受験するだけでも相当な覚悟と努力が必要だから、本当に頭が下がる思いです。
幕張での配布活動とゲスト紹介!
僕と石川は試験当日、会場となった幕張に立って、チラシとうちわを配ったのね。去年もやった取り組みでさ、今年で二度目なんだけどね。
僕と石川の2人だけでは無理があるなって思ってさ。
だから社内で「一緒にやってくれる人いない?」とボランティアを募ったんだよね。
アルバイトでも仕事でもなく、本当に善意で参加してくれる仲間を募ったら、なんと合計11人も集まってくれたんだよ。
そのメンバーの中に、今年4月に入社したばかりの小峰がいてさ。
せっかくだから今回のラジオは、僕だけで報告するんじゃなくて、彼と一緒に振り返ることにしました。
自己紹介してもらったんだけど、小峰は「アソシエイトチームで入退社や産休・育休の手続き、最近は給与計算も担当しています。今年4月に入社したばかりで、まだ修行中です」って話してくれてさ。
本人は「慣れてきたかなぐらいです」「全然余裕じゃないです。一生懸命やってます」と謙遜していたけど、実際には入社前から社労士資格を持っていて、人事の経験もあったりしてさ。
僕からすれば、本当に頼もしいスタッフなんだよね。
資格取得のきっかけと超難関試験合格
小峰が社労士資格を目指した理由がね、人事の仕事をしていて「ルールや原則を知らずに運用するのは危ない」って感じたのがきっかけだったんだって。
そこで週末に大原に通って1年間勉強して。仕事をしながら週末に通学するのは、相当大変だったと思ったよ。
顧問社労士がいても、一部の手続きしか任せていなかったから、実務は社内で何とかしていたみたいだけど。だからこそ「もっと体系的に学ばないと」と思ったらしい。
社労士試験は本当に難しい。二宮さんが言ってたけど社労士試験って資格試験の難易度ランキングで、確かトップ3くらいに入ってるみたいでさ。
それを小峰は「1回で合格しました」ってすごいよね!
普通なら何年も挑戦するのに。「短距離走みたいに一気にやらないと続けられないと思った」って話していたけど、それを実現したのは本当にすごいと思う。
転職を決意した背景エフピオを選んだ理由
僕が「資格を取ったのに、なんで転職しようと思ったの?」って小峰に聞いたらさ「資格で学んだことをもっと広く活かしたいと思ったんです。
自分の会社にいると、その従業員にしか知識を届けられない。でも社労士法人ならもっと多くの人を支えられる。専門性をもっと追求したいと思いました」って答えて、なるほどなあって思ったよ。
じゃあ、なんでエフピオを選んだのかを聞いたら、小峰は「社労士法人って情報を出していないところが多い。
でもエフピオのホームページは雰囲気がよくて、スタッフの発信も前向きだった。実際に浅山さんや石川さんと話して、素敵な会社だと思いました」って答えてくれてね。
さらに続けて「もしエフピオが社労士法人じゃなくても、エフピオを選んでいたと思います」とまで言ってくれたの。その言葉は本当に嬉しかったよ。
試験当日の高揚感とFacebook投稿
8月24日に幕張の試験会場で僕らはチラシとうちわを配ったんだけど、もうとにかく暑かったのね。
そりゃ受験生全員が受け取ってくれるわけじゃないし。イヤホンをつけて直前の勉強に集中している人もいたよ。僕らの存在が雑音に感じられたかもしれないしさ。
でも一方で「ありがとうございます」と笑顔で受け取ってくれる人もいてね。その瞬間はやっぱり嬉しかったよ。
小峰は「会場についた瞬間、懐かしいと思いました。自分も2年前にここを通ったから」って話してたね。
配布中は不思議な高揚感があったらしいよ。後から振り返って「挑戦している人を心から応援したい」っていう気持ちがそうさせていたんだと気づいたんだって。
その日の夜にさ、小峰はFacebookに投稿した内容が素敵でね。
「勉強は本当に大変だった。でも合格できたのは自分の力じゃなく、支えてくれた人のおかげが9割」
そう書かれていて、僕は本当に胸が熱くなったね。単なる報告じゃなくて、自分の経験や感謝を素直に綴ってくれたのね。
こういうポジティブな発信って、なんか思ってても恥ずかしくてなかなかできないことだと思うんだよ。
でも、小峰は自分の気持ちを素直に投稿してくれたみたいでね。
僕はすぐ社内チャットにその投稿をシェアしてさ。みんなにも読んでほしいと思ったんだよね。
津田の投稿と過去の苦い記憶
この時の話と繋がるんだけどさ、どうしても数年前の出来事を思い出すんだ。
スタッフの津田がまだ試験に合格する前なんだけど、8回目の試験で落ちたときのことなんだけど。
自己採点して「やっぱりダメだった」と分かったって。
でもね、その翌日か当日の夜に全体チャットに「来年も頑張ります」ってSNSに投稿してくれたんだ。
自分を奮い立たせる意味もあったと思うし、同じ立場の人を励ます気持ちもあったと思うんだけどね。
でも、その投稿に社内の誰も反応しなかったんだ。
当時の社内は空気が悪くてさ、津田に良い感情を持っていない人がいたりしたの。
今考えたら、みんなその人の目を気にしてリアクションできなかったのかなって思うんだけどさ。
僕はそれを見て、本当に悲しくなって朝礼で感情を抑えられなくて泣いちゃってさ。
「うちは何て冷たい組織なんだ」って思ったし、そんな雰囲気にしてしまったのは自分の責任だって感じたんだよね。
だから今回、小峰の投稿を社内にシェアしたら、みんながちゃんとリアクションしてくれたことが嬉しかった。
あのときとは違うなって。組織は確実に変わってきてるんだと実感できたね。
温かい組織をつくるということ
僕はずっと「頑張っている人に温かい会社でありたい」と思っているんだよ。
もちろん、人にはそれぞれ事情があるし。子どものこと、家庭のこと、健康のこと。そういうことで全員が全力を出せるわけじゃないと思ってるんだけど。
でも、今は頑張れてないけど、これから頑張ろうと思った人が一歩を踏み出したら、その一歩を温かく歓迎できる会社でありたいって思ってるんだ。
誰かより先に頑張ったら、誰かの気を悪くするんじゃないかもしれないとか、そういう空気は最悪だし、本当にもったいないと思うし。
教育体制を整えることはもちろん大事だけど、心の土壌が整っていないと意味がない。形だけではダメなんだよね。
小峰がエフピオに来た背景2
小峰がエフピオに入社を決めたのは、去年の年末で。面接は12月ごろだったかな。
「受けよう受けようと思ってたけど、今の仕事が落ち着くまで…なんて考えていたら切りがない。そんなときに父が亡くなったんです」って話してくれてさ。
「人は必ず死ぬ。当たり前のことだけど強く実感した。だから思い立ったときに動かないと、絶対後悔すると思った」ってことも話してくれてね。
その言葉を聞いて、僕は本当に胸を打たれたよ。人にはそれぞれのドラマがあって、それを知らないまま一緒に働いていることも多い。
でも背景を知ると、応援したい気持ちがさらに強くなったんだよね。小峰はそういう思いを持ってエフピオに来てくれたんだ。
9月12日の会社説明会とエンディング
今回のラジオは、気づけばお互いを褒め合う回になっちゃっててさ。
だめだね(笑)
最後に、9月12日に予定している会社説明会の告知をさせてもらったんだけど。普段は僕と石川で話すんだけどね。
今回はうちに入ってから資格を取って今頑張ってくれてる、この間出演してくれた加藤さん。元々資格を持ってて事業会社の人事経験がある小峰。タイプの違う資格取得の仕方をしているメンバーの2人に、エフピオとの出会いも含めていろんなこと語ってもらいたいなってことをやろうと思ってるんでね。
興味のある方は是非お参加してもらえればと思います。

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。