※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
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社労士資格取得後の苦労と初の就職先
浅山さんが社労士の資格を取得した後、初めて直面したのは「資格があっても経験がない」という現実でした。大手の事務所で面接を何度も受けたものの、すべて不採用。それでも、千葉・西船橋にある開業間もない社労士の先生に「変わっている」と評価され、パート待遇でも「経験が欲しい」と即答し採用されました。結果的にこの出会いが、浅山さんの社労士人生のスタートとなり、その後の成長に大きく貢献することになります。
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思いが強すぎて解任された上司との学び
浅山さんが採用された事務所の先生は、開業数年後に千葉県社会保険労務士会の会長に就任。しかし、強いリーダーシップが災いし、支持者が多い反面、敵も多く、最終的には解任されてしまいました。この上司から、社会保険労務士の仕事に対する熱意や、社労士としての責任感を学び、浅山さん自身の成長に大きな影響を与えました。「運が良かった」と浅山さんが語る、社労士としての重要な経験です。
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低収入と苦しい生活を乗り越えた5年間
リクルート時代に年収800万円を得ていた浅山さんは、社労士としてのスタート時、月給14万円での生活を強いられました。家計は苦しく、最終的には妻の実家に転がり込む形に。それでも「開業」という目標のため、浅山さんは5年間この事務所で勤め続け、経験を積みました。最後の2年間は営業活動も認められ、開業に向けた準備を着々と進めた結果、現在の成功へと繋がっています。
- 二宮:エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」、始まります!おはようございます、浅山さん。リクライブの二宮です。
- 浅山:おはようございます、浅山です。お願いします。
- 二宮:お願いします!結構テンション上げようとして、今マイクにボソボソって息が入っちゃってないか心配ですけど(笑)。運がいいラヂオ、今日もよろしくお願いします。
- 浅山:よろしくお願いします。
- 二宮:前回は、若い頃の浅山さんのお話を聞きまして、社労士になるまでの道のりを伺いましたね。
- 浅山:そうですね、社労士になったところまでお話しました。
- 二宮:では、社労士になってからはどうされたんですか?その後のお話、ぜひお聞かせください。
- 浅山:そうですね、まず資格を取ったんですけど、正直言って資格を取っただけで、何も分からなかったんですよ。だから、「じゃあこれを職業にしよう」と思っても、経験がないからどうしていいか全然分からなくて。
- 二宮:ああ、確かにそうですよね。資格を取るのがゴールじゃなくて、そこからがスタートですもんね。
- 浅山:そうなんですよ。それで「どこかに勤めようかな」と思って、いわゆる面接を何個か受けたんです。でも、全く相手にされなくて。
- 二宮:ええ、それは意外ですね。
- 浅山:やっぱり「資格だけ持ってる人」って見られたんでしょうね。リクルート時代、私は採用のお手伝いをする立場にいたので、採用する側とされる側は対等であるべきだと思ってたんです。で、今回自分が採用される側に回ってみて、いろいろ面接で質問するじゃないですか。そしたら、「この人、生意気だな」って思われたんでしょうね(笑)。「この人と一緒に働くと、面倒くさいだろうな」って(笑)。東京の大きな事務所を何件も受けたんですけど、全然ダメでしたね。
- 二宮:なるほど、それでどうされたんですか?
- 浅山:たまたま千葉の西船橋に、開業したばかりの社労士の先生がいて、その先生が「お前、変わってるな」と言ってくれたんです。でも、「今募集してるのはパートだから、給料はほとんど出せないけど、それでもいいか?」って言われて。
- 二宮:ええ、それでも行ったんですか?
- 浅山:そう。「自分は経験が欲しいので大丈夫です」って言って、そこで採用してもらいました。
- 二宮:なるほど。それが社労士人生のスタートなんですね。
- 浅山:そうです。けど、その先生がすごく変わっていて(笑)。
- 二宮:どう変わってたんですか?
- 浅山:その先生、開業したばかりなのに、数年後には千葉県社会保険労務士会の会長になっちゃったんです。
- 二宮:おお、すごいですね。
- 浅山:ただ、その方は思いが強すぎて、敵も多かったんです。最終的には解任されちゃったんですけどね(笑)。でも、その先生と一緒に仕事をして、「社労士ってこんな風にやるんだ」と、仕事に対する強い思いを学びました。
- 二宮:それはまた浅山さんにとって運が良かった出会いですね。
- 浅山:そうなんです(笑)。1つ目の「運がいい話」です(笑)。その先生と一緒に働いて、仕事があまり忙しくない時期には、「じゃあ議論しよう」と言われて、ずっと二人で議論をしていました。
- 二宮:議論ですか(笑)。
- 浅山:そうそう。「俺がこっち側、お前がそっち側」って設定して、ずっと議論してました(笑)。でも、そんな経験もすごくためになったんですよ。
- 二宮:なるほど。それって最初はパートだったんですか?
- 浅山:いや、一応正社員でしたよ。でも、給料は14万円でしたけどね(笑)。
- 二宮:ああ、前回もおっしゃってましたね。リクルートでは年収800万円だったのが、14万円になっちゃったと。
- 浅山:そうです(笑)。でも、経験が大事だと思っていたので、給料は気にしてなかったですね。
- 二宮:14万円で、しかもお子さんが2人いて、その生活は大変だったでしょう。
- 浅山:本当に大変でしたね。貯金もどんどん食いつぶしていって、生活が厳しくなって、とうとう妻の実家に転がり込むことになったんです。
- 二宮:ああ、それは大変な状況でしたね。
- 浅山:そうなんです。私も妻も一人っ子で、最初は「絶対に親と一緒には住まない」って決めてたんですけど、もうどうにもならなくなって。
- 二宮:それは相当厳しいですね。
- 浅山:でも、その経験があったからこそ、社労士として成長できたと思っています。
- 二宮:その後はどれくらいその事務所にいたんですか?
- 浅山:最初は3年ってことで入ったんですけど、結局5年いました。
- 二宮:ああ、結構長いですね。
- 浅山:そうなんです。3年で辞める予定だったんですけど、「抜けられると事務所に影響が出るから、もう少し残ってくれ」って言われて。それで、5年いることになりました。
- 二宮:その時に、「顧問先を引き継げる」とか、そういう話もあったんですか?
- 浅山:ああ、そう。「いっぱい顧問先を譲るよ」って言われたんですけど、それは嘘でした(笑)。
- 二宮:嘘だったんですか(笑)。
- 浅山:まあ、いいこと言ってくれてただけで(笑)。でも、僕はすぐ信じるタイプなので、「あ、そうなんだ!」って(笑)。
- 二宮:信じそうですね(笑)。
- 浅山:そうなんですよ(笑)。でも、結果的にそれがプラスになったんです。
- 二宮:結果オーライだったんですね(笑)。
- 浅山:そうそう(笑)。5年間の間に、いろんな経験ができましたし、最後の2年間は「自分のために営業活動してもいいよ」って言ってもらえたので、それもあって開業準備がスムーズにできました。
- 二宮:それは本当に運が良かったですね。2つ目の「運が良かった話」ですね(笑)。
- 浅山:そうですね、2つ目の「運がいい話」です(笑)。
- 二宮:その5年間の間に、給料は上がったんですか?
- 浅山:上がりましたよ。14万円から18万円くらいにはなりました(笑)。
- 二宮:少しは改善されたんですね(笑)。
- 浅山:そうですね(笑)。でも、「開業するために」という信念があったので、そこを見据えて頑張れました。
- 二宮:なるほど。開業してからのお話もぜひ聞きたいんですが、ちょっと時間が来ちゃいましたので、次回に持ち越しますか?
- 浅山:そうですね、次回にしましょう。
- 二宮:では、次回は開業してからのお話をたっぷり聞かせていただきます。今日もありがとうございました。「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」、お聞きいただきありがとうございました!
- 浅山:ありがとうございました!
- 二宮:さて、今回はここまでとなりますが、改めてお聞きいただきありがとうございました。次回も「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」をお楽しみに。次回は浅山さんの開業後のお話、いろいろと聞かせていただきますので、どうぞお楽しみに。
- 浅山:そうですね、ぜひ楽しみにしていただければと思います。今日は、リスナーの皆さんも、次回の話を聞いたらきっと、「浅山運がいいなぁ」と感じてもらえると思います(笑)。
- 二宮:そうですね(笑)。リスナーの皆さんも、ぜひ次回をお楽しみに。そして、このラジオを聞いていただいている方、ぜひポッドキャストのフォローや評価もお願いします。星5つでも4つでも、もちろん1つ星でも構いませんが(笑)、できれば高評価をお願いします!
- 浅山:そうですね、5つ星、ぜひお願いします(笑)。励みになりますからね。
- 二宮:では、今日はこの辺でお別れです。浅山さん、今日もありがとうございました。
- 浅山:こちらこそ、ありがとうございました。
- 二宮:それでは皆さん、いってらっしゃい。
- 浅山:いってらっしゃい!