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千葉で独立!貝渕卓也さんの料理人としての歩み
貝渕卓也さんは、千葉調理師専門学校を卒業後、都内の料亭で12年間の修行を積みました。その中には、和の鉄人として名高い道場六三郎氏の元での修行も含まれます。料理人として多くの経験を積んだ後、地元である千葉に戻り、32歳で独立を決意。地元愛と料理への情熱が強く、人生一度きりだからこそ勝負をかけたいという思いで「貝渕卓也」をオープンしました。貝渕さんにとって、料理は単なる仕事ではなく、地域に根ざした生き方そのものです。
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若い世代の育成と母校への恩返しの思い
貝渕さんは、母校である千葉調理師専門学校で講師を務め、若手の育成に力を注いでいます。自身のお店「貝渕卓也」では、20代の若手や高校生が働き、料理だけでなく、経営やサービスについても学べる環境を提供。特に「若い世代が活躍できる場所を作る」という強い思いがあり、料理人としての技術や姿勢を伝え、次世代に繋げることを目標としています。貝渕さんの教育方針は、地元に根ざした未来の人材育成に大きく貢献しています。
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料理人と経営者の両立に奮闘する日々の葛藤
貝渕さんは料理人としてだけでなく、経営者としてもお店を切り盛りしています。料理に専念することと経営を両立させる難しさに常に直面しながらも、両方をバランスよく進めていくことを心がけています。どちらかに偏ることなく、料理のクオリティを保ちながら、経営面でもお店を成り立たせるため、日々試行錯誤しているそうです。貝渕さんにとって、お客様の笑顔や反応が何よりのやりがいとなり、そのバランスが次の成長の鍵となっています。
- 浅山:おはようございます。エフピオ浅山の運がいいラヂオスタートです。
- 二宮:おはようございます。浅山さん、リクライブの二宮です。
- 浅山:今日はですね、ちょっと特別な回になっています。実は、今千葉市にある和食料理店「貝渕卓也」にお邪魔させていただいているんですよ。そして、今日は特別ゲストとして、お店のオーナーである貝渕卓也さんにご登場いただいてます。貝渕さん、今日はよろしくお願いします。
- 貝渕:よろしくお願いします、貝渕卓也です。今日はお招きいただき、ありがとうございます。
- 浅山:いやいや、こちらこそありがとうございます! なんかもう、やる気満々って感じがしますね(笑)。
- 貝渕:はい、やる気十分です(笑)。どうぞよろしくお願いします。
- 浅山:いや、本当にね、貝渕さんとはもう長い付き合いなんですけど、どれくらいになりますかね?
- 貝渕:うーん、もう7年くらいですかね。
- 浅山:そうですね、もう7、8年くらいですね。最初にお邪魔したきっかけはちょっと忘れちゃいましたけど(笑)、本当に素敵なお店なんです。もちろん、料理が美味しいっていうのもあるんですけど、お店の雰囲気もすごく良くて、接客も素晴らしいんですよ。誰か大切な人と一緒に食事をするなら、必ず貝渕さんのお店を選ぶ、そんなお店です。
- 二宮:本当にそうですね。私も以前、お伺いしたことがあるんですが、料理も接客も素晴らしかったです。
- 浅山:じゃあ、貝渕さん、リスナーの皆さんにも簡単に自己紹介をお願いします。
- 貝渕:はい、わかりました。私は今年40歳になりまして、二十歳の頃に高校を卒業してから、千葉調理師専門学校に2年間通いました。そして卒業後は都内の料亭に就職しまして、そこで約12年間修行させていただきました。その間、「料理の鉄人」で有名な和の鉄人、道場六三郎先生のお店でも修行を積ませていただきました。その後、地元の千葉で独立し、自分のお店を開くことを決意しました。
- 浅山:おお、道場六三郎先生のところで修行されたんですね。それはすごい!
- 貝渕:はい、そこで多くのことを学ばせていただきました。そして、自分の人生は一度きりなので、自分の地元で勝負をしたいと思い、千葉でお店を開くことを決めたんです。
- 浅山:なるほど。人生一度きり、だからこそ地元で勝負をかけたんですね。そういう強い意志があったわけですね。
- 貝渕:はい、そうですね。
- 浅山:でも、今日は特にテーマを決めずに対談を始めちゃったんですけど(笑)、ちょっと聞きたいことがあって。
- 貝渕:どうぞどうぞ、何でも聞いてください。
- 浅山:ありがとうございます。貝渕さん、僕のラジオを聴いてくださってるって前におっしゃってましたよね?
- 貝渕:はい、聴いてますよ。
- 浅山:本当にありがとうございます! それでね、ちょっと気になったんですけど、どうして僕が貝渕さんを番組にお呼びしたか、気になりませんか?
- 貝渕:ああ、ちょっと気になりますね(笑)。
- 浅山:実はですね、僕にとって貝渕さんのお店って、唯一無二の存在なんです。料理が美味しいのはもちろんですけど、お店の雰囲気も特別で、そこに集まる人たちのエネルギーもすごく良いんです。そんな貝渕さんのお店が、どういう思いで運営されているのか、もっと多くの人に知ってもらいたかったんですよ。
- 貝渕:ありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです。
- 浅山:いや、本心です(笑)。それで、ラジオに出てもらって、貝渕さんがどういう気持ちでやっているのか、リスナーの皆さんにも知ってもらえたらなと思ってたんですよ。
- 貝渕:そうですね、実は僕も32歳でお店を出した時は、「一生一人でやっていく」って決めてました。でも、料理の世界には尊敬する先輩方がたくさんいて、そんな方々に追いつきたい、追い越したいって気持ちもありました。そして、千葉調理師専門学校で講師もさせてもらうようになったんですが、そこで若い子たちが「ぜひ僕のお店でバイトしたい」と言ってくれるようになったんです。それが本当に嬉しくて、若い世代が活躍できる場を作っていきたいっていう思いが強くなりました。
- 浅山:ああ、それは素晴らしいですね。今、お店にいらっしゃる若いスタッフの方々もそうなんですか?
- 貝渕:そうですね。今は、20代の若手と高校生が5人くらいバイトしてくれています。みんな、うちで働きながら、将来の目標に向かって頑張っているところです。
- 浅山:なるほど。それは本当に素晴らしいですね。実は僕も、若い頃に商売を始めたんですが、その時は「食うためだけ」に必死でした(笑)。貝渕さんみたいに「誰かのために」とか「使命感を持って」という気持ちは、当時は全然なかったんですよ。だから、今40歳の時点で、そういう思いを持っているのは本当にすごいと思います。
- 貝渕:ありがとうございます。でも、やっぱり僕にとっても、一番大切なのは「求められること」ですね。自分にできるとは思ってないんですけど、少しでも若い人たちのために力になれたらいいなと思っています。そして、料理だけじゃなく、経営やサービスの面でも、若い世代に何か伝えていければと思っています。
- 浅山:素晴らしいですね。料理だけじゃなくて、経営面や教育にも力を入れているんですね。
- 貝渕:そうですね。料理だけではなく、経営やサービス、そして教育に力を入れていきたいと思っています。若い子たちが活躍できる場を作ってあげたいですし、料理の素晴らしさだけでなく、どうやってお店を運営するのか、そのプロセスも伝えていきたいんです。
- 浅山:なるほど。若い人たちが学べる場所を提供しているんですね。今のお店にいる若いスタッフの皆さんはどういう感じですか?
- 貝渕:今、うちで働いているのは20代の若手が中心で、高校生も5人ほどいます。みんなすごく頑張ってくれていて、料理に対する情熱も持っているんですよ。彼らが将来、料理人としてどうなっていくか楽しみですね。
- 浅山:それは本当に素晴らしいですね。僕も、若い頃に商売を始めた時は「とにかく食べていくためにやる」っていう感じで、使命感なんて全然なかったんですよ。でも、貝渕さんは若い頃からすでに「次の世代のために」とか「地元に貢献したい」っていう思いを持っていたんですね。それはすごいことだと思います。
- 貝渕:いや、僕も最初はそんなに大きなことを考えていたわけではなかったんですよ。でも、自分の地元でお店をやっていくうちに、やっぱり若い世代に何かを残していきたいなって気持ちが強くなってきました。それが、今では自分の中で大きな目標になっていますね。
- 浅山:なるほど。自分の地元での活動が、だんだんそういう思いに繋がっていったんですね。
- 貝渕:はい、そうです。特に、千葉調理師専門学校で講師をさせてもらっていることが大きいですね。学生たちと接していると、彼らが「僕のお店で働きたい」と言ってくれるんです。それがすごく嬉しくて、彼らに何か伝えたいと思うようになりました。
- 浅山:素晴らしいです。そうやって若い世代が育っていく環境があるっていうのは、地域にとってもすごく大きな財産だと思いますよ。
- 貝渕:ありがとうございます。少しでも若い世代が活躍できる場所を作りたいという思いがあって、そのためにできることを今は全力でやっていきたいと思っています。
- 浅山:そうですね。でも、その若い世代を育てる一方で、貝渕さんご自身も経営者として、お店を運営する立場にいらっしゃいますよね。料理人としての面もあり、経営者としての面もある。その両方をバランスよくやっていくのは難しいんじゃないですか?
- 貝渕:そうですね、確かに難しいです。料理に専念しようとすると経営が疎かになるし、経営に集中すると料理に手が回らなくなる。どちらかに偏ってしまうと、お店全体のバランスが崩れてしまうんですよ。だから、僕はその両方をバランスよくやっていくことを心がけています。
- 浅山:それはすごく大変そうですね。特に、料理人としての腕を磨くのも重要ですし、経営者としてもお店を成り立たせなければならない。
- 貝渕:そうですね。特に、長く勤めているとどちらかに偏りがちなんです。僕もそうならないように、両方のスキルを少しずつ勉強していく必要があると感じています。料理だけに集中してしまうと、お店の経営が立ち行かなくなるし、経営だけを考えていると料理のクオリティが下がってしまう。だから、そのバランスが一番難しいところです。
- 浅山:でも、貝渕さんならきっとそのバランスをうまく取っていけると思いますよ。
- 貝渕:ありがとうございます。まだまだ試行錯誤しながらですが、なんとかやっていけたらと思います。
- 浅山:いや、真面目ですね、貝渕さん(笑)。今日の話を聞いて、改めて感じましたけど、貝渕さんは本当に誠実で真面目な方ですね。
- 貝渕:あはは、そうですかね(笑)。
- 浅山:でも、本当に素晴らしいお店ですし、若い世代も育ってきているし、これからますます楽しみですね。じゃあ、そろそろ宴会が始まるところなんですけど、今日は本当にありがとうございました。
- 貝渕:こちらこそ、ありがとうございました。
- 浅山:それではリスナーの皆さんも、ぜひ一度「貝渕卓也」に足を運んでみてください。絶対満足してもらえるお店ですから!
- 二宮:本当にそうですね。みなさん、ぜひお店に行ってみてください。
- 貝渕:ありがとうございます。ぜひお待ちしております。
- 浅山:じゃあ最後に、リスナーの皆さんに何か一言ありますか?
- 貝渕:そうですね、今日は本当に楽しい時間をありがとうございました。あの……浅山先生、大好きです!(笑)。
- 浅山:おお、マジですか(笑)。じゃあキスでもしますか?(笑)。
- 貝渕:いやいや、さすがにそれは(笑)。
- 浅山:あはは、冗談ですよ(笑)。でも、今日は本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
- 貝渕:こちらこそ、よろしくお願いします。
- 浅山:それでは、みなさんいってらっしゃい。
- 二宮:いってらっしゃい。