※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
-
岡山県津山市での研修と地方の現状について
浅山さんが初めて訪れた岡山県津山市での研修の話が取り上げられました。津山市はシャッター街が目立つなど、人口減少が進む地方都市の現状に触れながら、浅山さんは久しぶりに同業者との勉強会に参加。全国各地から集まる社労士との交流を通して、自分の仕事を振り返る機会になったと話しています。地方での活動や地域活性化の課題についても考える内容となりました。
-
事業拡大の難しさと社員の採用
事業を1人で始め、そこから複数人の社員を雇うまでの過程について語られました。浅山さんは、最初の採用に対して「本当に自分と一緒に働いてくれるのか」という不安があったと振り返ります。事業拡大に伴う課題や、スキルの限界をどう乗り越えるか、採用や事業規模の拡大についての悩みが共有されました。
-
1人事務所の強みと現在のジレンマ
かつて1人で事業を行っていた時の強みとして「営業から業務まで自分で完結できる」という点がありました。しかし、現在はスタッフを抱え、複数人でのチーム運営に変わっていることから、1人事務所時代の良さを懐かしむ場面も。スタッフを活かし、事業の質を向上させるためにどうするべきか、今後の課題について考察されました。
- 浅山:おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」、スタートです。
- 二宮:おはようございます、浅山さん。リクライブの二宮です。
- 浅山:おはようございます、今日もよろしくお願いします。
- 二宮:よろしくお願いします。前回は台北からということで、今日また収録しているんですが、9時前くらいですね。
- 浅山:そうですね。ここに来る途中、前回の放送を聞きながら来たんですけど、一瞬で終わっちゃいましたね。でも、最後はちゃんとまとめていただきました。ありがとうございます。さすがだなと思いながら。でもね、内容が薄くて申し訳なかったです。
- 二宮:いやいや、臨場感があって、元気なお姿が見えて良かったですよ。
- 浅山:ありがとうございます。ただ、マイクを持って行くことだけを考えていて、イヤホンを持って行くのを忘れちゃったんです。
- 二宮:ああ、そうなんですね。一番邪魔なマイクだけを持っていってしまったんですね。
- 浅山:そう、10分のために1週間持ち歩いてました(笑)。
- 二宮:結構大きなマイクなんですよ。みんなには伝わらないかもしれないけど、重いんです。シュアっていう、プロが使うマイクでね。YouTuberのHIKAKINさんも使ってるマイクです。知ってますか?
- 浅山:名前は聞いたことありますけど、動画は見たことないですね。
- 二宮:彼も同じマイクを使ってるんですよ。僕と同じです。だから結構いいマイクなんですよね。
- 浅山:そうですか。じゃあ、いい声で話さないといけませんね。
- 二宮:そうですね。じゃあ今日も行きましょうか。
- 浅山:そうですね。先週も台湾に行って、週後半は岡山に出張してました。
- 二宮:ああ、岡山ですか。言ってましたね。
- 浅山:そう、岡山県に行ったのは初めてでした。津山市というところに行ってきたんですけど、聞いたことありますか?
- 二宮:いや、全く聞いたことないです。
- 浅山:僕も初めてでしたよ。新幹線で岡山まで行って、途中で貝づくし弁当を食べながら向かいました。
- 二宮:おお、いいですね。
- 浅山:品川駅で買った駅弁をね。で、岡山に着いて、そこから在来線で1時間半もかけて津山に向かったんです。
- 二宮:結構遠いんですね。
- 浅山:そうなんです。津山はシャッター街で、千葉にある木更津と似たような感じでした。
- 二宮:シャッター街ですか。
- 浅山:そうなんですよ。千葉の木更津も駅前はシャッター通りになっていて、それよりも比べものにならないくらいシャッターが並んでいて。
- 二宮:なるほど。人口減少が進んでいるような地域なんですね。
- 浅山:そうですね。そこに行って、研修をしてきたんです。
- 二宮:研修ですか。
- 浅山:そうです。実は20年くらい前から同業者が集まる勉強会に参加していて、毎年全国各地の事務所を回って研修をするんです。今年は岡山が会場でした。
- 二宮:なるほど、勉強会ですか。
- 浅山:はい。主催は名古屋の北見さんという方で、僕もそこに参加させてもらってます。全国各地から参加者が集まるんですが、コロナの影響で数年間参加できなかったので、久しぶりに懐かしい人たちに会いました。
- 二宮:そうなんですね。
- 浅山:はい、前に「税理士法人スタート」の伊藤さんがこのラジオに2回出演されたんですけど、その時も一緒に勉強会で顔を合わせてました。昔からの付き合いがある方々なので、懐かしい話をしながら楽しく過ごしました。
- 二宮:良かったですね。
- 浅山:そうですね。で、その時に思ったんですけど、最近よく「エフピオは今後どうされるんですか?」とか、「これからの展望は?」って聞かれることが多くて。
- 二宮:そうなんですね。
- 浅山:正直、いろんなお客様と関わることで経験を積んで、それを次に活かしていきたいなって思ってるんです。当面は会社の規模を拡大しながら、そこで得られる経験を深めていくのが目標です。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:ただ、それを言いつつも、あの勉強会に参加して思うことがあって。本当に自分が何を目指してるのか、時々疑問に感じることもあるんですよね。
- 二宮:どういうことでしょうか?
- 浅山:たとえば、今は千葉市で営業していますけど。勉強会に初めて参加した時って袖ケ浦市っていう場所にいて。
- 二宮:そうなんですね。
- 浅山:千葉駅から在来線で30分くらいの場所なんです。そこは住宅地がメインで、企業は少ないんです。僕はそこで自宅兼事務所を構えて営業してるんですけど、最初にその研修会に参加した時は、1人で事業をしているのが僕くらいしかいなくて。
- 浅山:その研修会に参加していた他の方々は、みんなスタッフを雇っていて、事務所もそれなりの規模でやっている方ばかりだったんですよ。だから、「自分も負けたくないな」っていう気持ちでやってたんです。それが今回また出席してみて、いろいろ思うことがあってね。
- 二宮:うんうん。
- 浅山:その当時も、今でも、いろんなことを考えてるんですけど、結局「負けたくない」っていう気持ちが強かったのかなと。数字で表される部分、売上だったり、従業員数だったり、そういったところで勝負してきたんじゃないかなって思うんですよね。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:もちろん、それはそれで本心でもあるんですよ。でも、他方で、「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」って疑問に思うこともあります。昔からの仲間たちと再会すると、そういったことを改めて考えさせられるんですよね。
- 二宮:確かに、昔の自分や周りの人たちと接すると、考えさせられることってありますよね。
- 浅山:そうなんです。だから、岡山の研修では、色々なことを振り返る時間にもなりましたね。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:あと、先週、収録を飛ばしちゃったんですよね(笑)。
- 二宮:ああ、そうでしたね(笑)。
- 浅山:いつも、収録が終わった後に、次回の予定を決めずにバイバイしちゃうんですよ。それがいけないんです(笑)。本来なら木曜日の夕方に収録なんですよね。
- 二宮:そうなんです。
- 浅山:でも、岡山に行ってた時に、「岡山で収録できるかもしれない」って思って、一応マイクを持って行ったんです。
- 二宮:そうだったんですね! マイク持って行くの、僕みたいですね(笑)。
- 浅山:そうなんですよ(笑)。でも、結局時間がなくてね。収録はできませんでした。
- 二宮:ああ、そうだったんですか。
- 浅山:そう、全然時間がなかったんですよ。だから、難しかったです。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:やっぱり、事業拡大っていうのは、いろいろと考えることが多いですね。感情的にも、混ぜこぜになってるところがありますね。
- 二宮:そうですよね。事業拡大って、浅山さんのところみたいな、専門職の会社では特に難しいテーマですよね。
- 浅山:そうそう。
- 二宮:僕たちの仕事って、労働集約型なんですよね。資格を持っていなくてもできる仕事もありますが、浅山さんのところは国の規定に沿ってやらなきゃいけない仕事だから、簡単には人を増やせないですよね。
- 二宮:すごくデザイン業界とか、Web業界とか、僕らの制作系も同じなんですけど、拡大って本当に難しいなと思ってるんですよね。よく浅山さんは、そこまでこの短期間でグッと拡大できましたよね。そのあたり、いつかお聞きしたいなって思ってました。
- 浅山:まあ、よくここまで来たなって思う時もあるけどね。でも、かといって、今「うまくいってるか?」って言われたら、まだまだ課題だらけですよ。100点満点で言ったら、まだ30点とか40点くらいの状態。でも、良くなるだろうって信じてやってる感じかな。自分のことも信じてるし、一緒に入ってきてくれた仲間たちも信じてやってくれてるからね。
- 二宮:そうなんですね。
- 浅山:昔、1人でやってた時なんだけどね、営業していると、他の税理士事務所とか大きな社労士事務所って、営業は「大先生」がやってくるんだよね。で、その後、他のスタッフが担当になるって流れなんだけど、先生とスタッフでレベル感が違うことがあって、経営者の方が「がっかり」してるのをよく見たんだよ。
- 二宮:ああ、なるほど。
- 浅山:それで、当時1人でやってた僕は、「営業も僕がやります、その後の担当も僕です」っていうのが、1人事務所の強みだって言ってたのね。それが当時の営業トークだった。
- 二宮:なるほど。
- 浅山:でも、今は真逆のことをやってるわけだよね。今の僕の事務所みたいな大きな規模になると、当然、1人じゃ回せないし、スタッフに任せることになる。だから、もし1人社労士がうちのお客さんに営業をかけてきたら、本当に勝てるのかって言うと、まだまだどうなんだろうって感じることもあるよね。やっぱり質を上げていかないといけないし、1人ではできないサービスの広がりや、いろんなネットワークを駆使して課題解決をしていかないといけないと思うんだ。
- 二宮:そうですね。
- 浅山:もう今は完全にこっちの方向に振り切ってるから、それを目指してやっていくっていうのが今の立場かな。でもね、たまに「また1人に戻ってやってみたいな」って思うことはあるんだよ(笑)。もちろん、それはもう選択肢にはないけどね。最近実務やってないから誰も相手にしてくれないかもしれないですが(笑)。
- 二宮:いやいや、そんなことはないですよ。やれば思い出すんじゃないですか?
- 浅山:いや、思い出さないよ(笑)。どんどん忘れちゃうし、新しいこともすぐ忘れちゃうんだよね。制度もどんどん変わるし。でも、それが僕らのビジネスチャンスでもあるんだよね。変わることは本当にありがたいんですよ。
- ところで、二宮さんって、自己研鑽のために何かグループに入ったりしてるんですか?
- 二宮:いや、特にそういうのはないんだよね。孤立無援でやってる感じ(笑)。
- スキルっていうか、能力は上がってると思うんですけど。でも最近の課題として、自分のキャパに限界を感じることも出てきていて。
- 浅山:やれることのキャパですか?
- 二宮:そうそう。だから、どうやって浅山さんが1人で始めたところから今のような何十人規模に拡大していったのか、興味ありますね。どうやってやったんですか?
- 浅山:うん、どうやってやってきたんだろうね(笑)。最初の頃は、1人採用するのにも、ものすごく不安だったよ。「こんな僕と一緒に働いてくれるのかな?」とか、「ちゃんと売上を上げられるのかな?」ってね。
- 二宮:それは確かに不安ですよね。
- 浅山:うん、めちゃくちゃ不安だった。でもね、今はそういう気持ちも少し薄れてきたかな。
- 二宮:なるほど。ちょっと、次回いろいろ質問させてください。僕、テーマをいくつか持ってきたんです。今日はゲスト会じゃないんですよね?
- 浅山:うん、今日はゲストはいないよ。
- 二宮:あ、今日はゲストなしですね。いつも予告なしにゲストが来ることが多いんで(笑)。じゃあ、次回、1人目の採用とか、2人目の採用について詳しくお聞きしてもいいですか?
- 浅山:いいよ、もちろん。
- 二宮:ありがとうございます。
- 浅山:じゃあ、今日はこの辺で締めますか。
- 二宮:はい、お願いします。
- 浅山:それじゃあ皆さん、いってらっしゃい!
- 二宮:いってらっしゃい!