
話し手
浅山先生
社会保険労務士/エフピオ代表
慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。

聞き手
リクライブ二宮
リクライブ編集長
「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。
- 目次
- 誕生日に届いた社員の気持ち
- 走り始めて1年が経過
- 引退と役割を手放す準備
- 29歳世代との出会い
- 応募者のキャリア背景と可能性
- 応募者が他社に行っても嬉しい気持ち
- 採用活動の影響と見えない悔しさ
- 仕事を通じて得られるやりがい
- 感情移入と採用基準
- 採用基準を言語化する難しさ
- 今後に向けた思い
誕生日に届いた社員の気持ち
おはようございます。エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」スタートです。
9月16日が僕の誕生日だったんだけど、出勤してデスクに座った時ふと横を見たらボウリング大会の写真がキャンバスにして飾ってあって驚いたんだよね。
それと社員みんなからのメッセージカードももらって、本当に幸せだなって思ったよ。
メッセージを勤務中に読むのは、ちょっと恥ずかしくてまだじっくり見れてないけど、家族に自慢したんだ。
こうやって祝ってもらえるのは本当にありがたいことだよね。
走り始めて1年が経過
全然話し変わるけど、去年の10月から走り始めてさ、ちょうど1年続けられたんだよね。
週3〜4回、朝に5〜7km走っていて、体重や体脂肪が減ったわけじゃないけど現状維持できてる。
飲んだり食べたりが増えてるのに崩れてないのはさ、やっぱり走ってるおかげだと思うんだよね。
誕生日を迎えてまた1年、健康で明るく元気に過ごしていきたいなって思ってます。
去年は「ハーフマラソンに挑戦する」って宣言してさ、それを実現できたからね。
てことは、今年はフルマラソンに挑戦かなってね(笑)
引退と役割を手放す準備
僕が5年後に引退することを公表してるんだけど、社員の皆には早く言いすぎたかなって思ったりするんだよね。
プロ野球の監督がシーズン前に「今期でおしまいです」って言うような感じでさ、周りの気持ちがどこに向かうか迷わせちゃうかもしれないじゃない。
でも、もう言っちゃった以上は決めたことだから、徐々に距離を置いていこうと思ってるんだ。
今は毎月の朝礼で司会をやってるんだけど、来年からはそれもやめようかなと思ってるんだよね。
少しずつ役割を手放していくことで、自然と次につながる動きができるはずなんだ。
後先考えずにまず決断するのが僕の良いところでもあり悪いところでもあるけど、やらないと進まないからね。やるっきゃないって感じかな。
29歳世代との出会い
最近さ、面談で会う応募者が29歳の人ばかりで驚いてるんだよね。昨日は2人採用を決めたんだけどさ、1人は29歳、もう1人も30歳といっても29みたいなもん。
今日会った人も29歳でさ、ちょうど30歳を前に人生を考える時期なんだろうね。
僕も27歳のときにリクルートを辞めて、32歳で独立したんだけどさ。
石川も28歳でうちに入って、今も頑張ってくれてるしさ。
同じようなタイミングで新しい道を選んできた経験があるから、気持ちに共感できる部分が多いんだよね。
まぁ、人生の先輩が決断して今なんとか頑張ってますみたいなのが伝わるとね。
応募者のキャリア背景と可能性
今日面談した29歳の人は大手ゼネコンの人事でさ、賞与の計算や人件費管理、さらに海外赴任規定の整備までやってたんだ。
今年社労士試験を受けたけど、自己採点では少し足りなくて不合格だったみたい。
でも、うちでは資格は必須じゃないからさ、経験や意欲があれば十分に活躍できる可能性があるからさ。
社労士資格がなくても大丈夫なのかって話の中でさ。
僕自身もサラリーマンを辞めてから資格と関係ない仕事をしてきて、社労士として独立してね。
だから資格がなくても挑戦する気持ちさえあれば大丈夫だと思ってる。
そんな経験談を交えて話すと、共感してもらえることが多いんだよね。
応募者が他社に行っても嬉しい気持ち
応募者が最終的にうちを選ばなくても、その人がどこかで頑張ってくれるなら嬉しいなと思ってる。
もちろんうちに来てくれたらありがたいけど、選ばれるかどうかは運命みたいなもんだよね。
自分たちの活動を通じてやる気になってくれる人が増えるなら、それはそれで意味があると思うんだ。
難し採用活動の影響と見えない悔しさ
応募してくれた人が別の道を選んだ後の姿は、僕たちには見えないのがちょっと悔しいところなんだよね。
もしその先で活躍してるって知れたら本当に嬉しいけど、それは望めないことだからさ。
だからせめて、うちに応募してくれたことをどこかで思い出してくれたらいいなと思ってるんだよね。出会いが多い分、別れも多い時代だから余計にそう感じるんだよね。
仕事を通じて得られるやりがい
僕らの仕事は営業活動を通じて顧問先の会社が良くなって、働く人が働きやすくなって、さらに会社の業績も良くなる。
その結果としてまた働きやすくなるっていう循環を作れるのが大きなやりがいなんだ。
感情移入と採用基準
僕は結局、相手の話に感情移入出来るような人をなんか採用したがるんだよね。
つまり、その人の話にすごくストーリーがあって、ここに今なんで座っているっていう事をきちんと理解できたとしたら「この人の人生を応援したい」って思うと採用したくなるんだよ。
それはいいことでもあるけど、時には行きすぎて失敗することもあったんだよ。
だからこそ、感情移入と同じくらい大事なのが採用基準だなって。
一定の基準を持って判断しないとさ、やっぱり組織としては難しいって実感してるんだ。
採用で一番難しいのは「この人が会社に合うかどうか」を見極めることなんだよね。
文化に合うかどうかを言語化するのは簡単じゃないけど、リクルート時代に掲げていた「明るく元気で賢い人」っていう基準の影響を今も受けてる。
多様性が大事だって言いながら、実際には自分と合う人を選びがち。
でもそれが必ずしも悪いことじゃなくて、働きやすさや一体感につながることもあると思うんだけど。
それは会社としてはどうなのかな?って思うところもあるんだよね。
採用基準を言語化する難しさ
採用活動では、自分の中では評価の軸があるんだけど、それを他の人にも共有できる形に落とし込むのは本当に難しいよね。
感覚的に「この人は合う」って思っても、それをどう説明して成果再現性のある採用につなげれるかが課題なんだよね。
だからこそ言語化して残していく必要があると感じてるんだ。
今後に向けた思い
僕自身はあと51ヵ月で退くからさ。その間に少しずつ役割を手放しながら、残すべき文化を言葉にしていきたいんだよね。
採用活動も含めて、バトンタッチするのって難しいなっていうのはすごく感じていて、そこの部分をどうするかっていうのをさ、すぐっていうのは厳しいかなっていう風には思ってるんだ。
だから絶対残しておきたい文化と変わってもいい文化をやっぱり言語化しとくのが今後の課題なんだとは思うね。
ということで、ちょっと天候も涼しくなってきて過ごしやすくなりましたけど 体に気を付けてください。
それでは皆さん、今日も元気に行ってらっしゃい!

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。