話し手

浅山先生

社会保険労務士/エフピオ代表

慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。

聞き手

リクライブ二宮

リクライブ編集長

「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。

一年で一番寒い日の話

エフピオ浅山の「運がいいラヂオ」シーズン2スタートです。
12月21日は冬至で、一年で一番日が短い日でした。だからここからはさ、もう夏に向かっていくタイミングなんですよ(笑)

この前なんだけど、千葉で16kmのマラソンを走ったんですよ、雨も降っていて、かなり寒くてさ。走れば体が温まるだろうと思って半袖で走ったら、最後まで体の芯が冷えたままだったね。
でも体調は崩れなくて、むしろ走ったあと調子が良くなったんだよね。風呂に入って、酒を飲んで、そんな日々を過ごしてます。

今回は制度の話をします

最近ありがたいことに、お便りをたくさんもらっていてさ、今回はその中から2つ取り上げました。
コーナー「制度ちょい足ししませんか?」
会社がもう少し良くなるんじゃないか、働きやすくなるんじゃないか、という視点で制度の提案をもらうコーナーです。
最初のお便りは、Netflixを福利厚生にできないか、という提案でした。
仕事終わりのリフレッシュになるとかさ、若い世代にはサブスク文化が当たり前とかね、エンゲージメントや離職防止にもつながるんじゃないかなっていう話。

金額的にも、広告ありなら月900円弱、広告なしでも1500円ちょっと。
全額負担じゃなくても、割引とかポイント還元ならアリじゃないか、という意見でした。

僕は詳しくないことだから、詳しい石川先生に来てもらいました!(笑)

結論から言うとね、今のところ法人で入る予定はありません。
これは石川の意見も踏まえた上での話なんだけど、理由はシンプルでさ、今エフピオが優先したいのは娯楽じゃなくて学びだからなんだよね。
勉強系とかさ、ビジネススキルを上げるサービスであれば検討の余地はある。
ただ、Netflixを会社で用意すると「見ていいよ」「会社として推奨しているよ」というメッセージになってしまう。 個人で見る分には全然いいよ。
でも、会社として今やるかというとさ、今じゃない、という判断です。

次は時間単位年休の話

もう一つのお便りは、時間単位年休の提案でした。
子どもの体調不良で呼び出しがあったり、病院や役所に行かなきゃいけなかったり、 一日休むほどじゃないけど、少し時間が欲しい場面。
これは子育てしている人だけの話じゃなくて、誰にでも起きる話だと思うんだ。
この点については、石川も「あったら嬉しい制度だよね」と言っていて、検討の余地はあるというスタンスでした。

ただ、ここも簡単じゃない。
今考えているのが、フレックスタイムとかテレワークみたい。
石川も、制度の前に前提を整えないと現場が混乱する、と話してたね。

制度は設計の話

時間単位年休は検討しない、という話ではありません。検討はする。

ただ、順番がある。連絡手段、仕事の進め方、属人化しない仕組み。そこを整えた上でじゃないとさ、制度はうまく機能しない。
制度は会社が一方的に作るものじゃなくて、現場と一緒に作っていくものだと思ってます。

シーズン2はこういう回を増やします

今回のラジオは、かなり真面目だったね。雑談は最初だけでさ、あとはずっと制度の話。

でもシーズン2はさ、こういう回をちゃんとやろうと思っています。良い会社って何なのか。会社が用意すべきものと、個人に委ねるものの境界線。
そこを言葉にしていくシーズンだね。

次回は年内最終放送回!

次回は12月30日。 年内最終放送回で今年の振り返り回をやります!
ということで、今回はここまで。
それでは みなさん、今日も元気にいってらっしゃい!

「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。

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