話し手
浅山先生
社会保険労務士/エフピオ代表
慶應義塾大学法学部卒業。1995年11月1日に前身となる浅山社会保険労務士事務所設立。その後2020年10月28日に社会保険労務士法人エフピオを設立。
聞き手
リクライブ二宮
リクライブ編集長
「台本なし一発撮り」でつくる採用広報コンテンツ制作『リクライブ®』編集長・デザイナー。
- 目次
- 0歳復帰と保育料のリアル
- 家族手当はどうあるべき?
- 必要な時期に“厚く”支援するという考え方
- 限られた原資をどう配分するか
- 女性の働き方をどう支えるか
- 地域差・制度差と現実のギャップ
- 声が届くから、考えるきっかけになるく
0歳復帰と保育料のリアル
保育料が6万円って、本当に高いよね。もちろん金額は世帯収入によって違うし、地域差もあるから一概には言えないんだけど、それでも大きな負担なのは間違いないと思うんです。早く復帰してくれるのは会社としてもありがたいし、本人にとっても仕事の感覚や会社の雰囲気を取り戻しやすいっていうメリットはあるよね。でも、その分お金がかかるという現実もあって、ここは本当に難しいところだなと思うんだよね。
家族手当はどうあるべき?
住宅手当と家族手当って、どちらも似たようなところがあって会社側の運用がけっこう難しいんですよね。どちらも似ていて僕自身は、子どもに関するサポートはもっと厚くしていくべきだと思うんです。
でも、ただ「毎月5000円を薄くずっと払う」より、本当に必要な時期に厚くサポートした方が意味があるんじゃない?って考えもあるんですよ。小中学生より、0〜2歳とか、負担が跳ね上がる時期に集中して出す、とかね。そういう振り分けも選択肢だよね。
必要な時期に“厚く”支援するという考え方
例えば子ども1人につき5000円を18歳まで払い続けると、総額ってけっこう大きくなるんですよね。それを「本当に必要な時期」に集中させたらどうだろう?って思うんです。
例えば0〜2歳の24ヶ月にグッと寄せる。そうすると月額も大きくできるし、実際に今大変な人を助けられる。で、2歳を超えたら終わりっていう仕組みも、考え方としてはありなんじゃないかなって。もちろん全員にとって完璧な制度なんてないんだけど、会社として“どのタイミングで支えるか”という視点を持つのは大事だよね。
限られた原資をどう配分するか
保育や家族手当をどうするかって、結局は限られた原資の中で何を優先するかなんですよね。もちろん全部叶えてあげたいんです。だけど、資格手当や役職手当みたいに“成果に対する評価”も必要だし、環境面へのサポートも必要。どれも大切だからこそ、どれをどのタイミングで厚くするかって難しい判断になるんです。声を上げてくれるのはありがたいし、それをきっかけに考えることはできる。でも全てを同時にやるのは現実的には難しいんですよね。
女性の働き方をどう支えるか
うちはスタッフの8割近くが女性で、しかも子育てしながら働いてくれている方が本当に多いんですよね。昔はほぼ女性だけで事務所をまわしてもらっていたくらい。だから、保育料に限らず、働き方や柔軟さみたいな部分は本気で考えていかなきゃいけないと思ってます。今は男女を分けて語る時代じゃないとは思うけど、どう応援できるかは、これからもっと向き合っていくテーマだよね。
地域差・制度差と現実のギャップ
エフピオを設立したのが2020年だから2030年に向けてさ、10年物語があると思ってるんだよね。ちょうど今が折り返し地点でさ。まだまだ頂上なんて見えないよね。10合目を山頂とするならさ、今は1合目か2合目くらいじゃないかな。正直、いろんな寄り道や回り道もしたしね。
声が届くから、考えるきっかけになるく
今回のお便りみたいに、自分の状況を勇気を出して伝えてくれるのって本当にありがたいんです。制度づくりって、どうしても当事者じゃないと実感しにくい部分もあるからね。考えている間にも子どもはどんどん大きくなっていくし、制度化が追いつかないもどかしさもある。
でも、若いメンバーが増えている今だからこそ、こういう声をどう会社として拾っていくかって大事だよね。向き合うべきテーマとしてちゃんと受け止めたいと思っています。
それでは今日も元気にいってらっしゃい
「エフピオ浅山の運がいいラヂオ」は、社会保険労務士法人エフピオの代表浅山がお届けするおめでたい雰囲気のPodcast番組。浅山がエフピオのことや日々の考え、思いをありのまま話したり、たまにはスペシャルなゲストを招き、エフピオを深掘りしていきます。