※こちらの記事は自動文字起こしを元に編集しているため誤字脱字はご了承ください
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りべるたす創業期の奮闘と就業規則づくり
社会福祉法人りべるたすの伊藤さんが、創業当初の2.5人から始めたヘルパーステーション運営の苦労を語る。特に、24時間365日の訪問介護体制の中で、長時間勤務のスタッフとの適法な契約をどう結ぶかに悩み、労務の整備や就業規則作成に真剣に取り組んだ背景が紹介された。 。
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誰もが活躍できる仕組みの難しさ
リベルタスの理念「誰もが地域で活躍できる社会」の実現に向け、伊藤さんが語ったのは「個別性」と「仕組み化」の両立の難しさ。支援の基準を整えるほど一部の人しか対象にできないジレンマと、理念を本気で貫く覚悟が求められる現場のリアルが共有された。
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新卒採用と外国人雇用の現在地
福祉業界の新卒離職率は約5割。育成への工夫や文化の継承を語る一方、人材確保の柱として外国人採用にも注力。特定技能人材が全体の2〜3割を担う見通しで、ミャンマー・ネパール出身のスタッフが活躍中。多様性と質の担保をどう両立するかが今後の課題とされた。
- 浅山:おはようございます。エフピオ浅山の運がいいラヂオスタートです!みなさん、おはようございます。今日は収録なんですけど、日付は4月2日……え?今日何曜日だっけ?水曜日かな?あ、水曜日ですね。
- 新年度になりまして、私たちの会社にも新入社員の皆様が20名ほど、4階のセミナールームに集まって研修していただいています。
- ただ今日は、いつも一緒にやってくれているパートナーの二宮さんがいらっしゃらなくて、私一人での収録なんですよ。ちょっと寂しいなぁということで、今日は心強いゲストをお呼びして、二人でこの「運がいいラヂオ」をお届けしたいなと思っています。みなさん、よろしくお願いします!
- ということで、早速ですがゲストの方をご紹介したいと思います。いや、正確には「お呼びする」じゃないですね、もうすでに目の前に座っていただいています(笑)。社内の皆さんにはおなじみの方だと思いますが、社会福祉法人りべるたすの理事長・代表理事を務めていらっしゃる、伊藤佳世子さんです。伊藤さん、今日はよろしくお願いします!
- 伊藤:よろしくお願いします。
- 浅山:伊藤さん、さっきもちょっと聞いたんですけど、この「運がいいラヂオ」って聞いたことあります?
- 伊藤:少しありますよ。
- 浅山:あ、ほんとに?聞いたあとあるんだ!去年、朝礼でいろいろ話してもらったりもしたし、そもそも私と伊藤さんって、もう本当に長い付き合いなんですよ。ずっと仕事をご一緒させていただいてまして。
- 今日は、そういうこれまでのこともお話ししつつ、私たちとお客様との関係性だったり、伊藤さんがうちに何を期待してるのか……いや、「期待してる」って言い方変ですね、どんなことを望んでいるのか、とか。そういうことをざっくばらんに話しながら、仲良くやっていけたらと思ってます。改めて、よろしくお願いします!
- 伊藤:よろしくお願いします。
- 浅山:リスナーの中には、伊藤さんのことをまだよくご存知ない方もいらっしゃると思うんですが……あ、ちなみに昨日、雨でアメを噛んでたら歯の奥が割れちゃって。前に氷を噛んで割れた歯なんですけど、それがまた尖っちゃって下に当たるんですよ。なのでちょっとしゃべりづらいんですけど、がんばります(笑)。
- では改めて、伊藤さんの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
- 伊藤:はい、自己紹介させていただきますね。私は、社会福祉法人りべるたすの理事長をしております、伊藤と申します。法人について少しご紹介させていただきますと、うちの本部は千葉市中央区の川戸町にあります。障害福祉、つまり地域で暮らす障害のある方の生活を支える仕事をしています。
- 最初は株式会社で立ち上げたんですが、2016年、今から9年ほど前に社会福祉法人になりました。
- 私は千葉市生まれで、ずっと千葉に住んでいます。先生とは一回りくらい違う年齢かな?同じ干支のような、そんな感じだったと思います。
- 浅山:ネズミ年でしょ?
- 伊藤:そう、私はウサギ年です。
- 浅山:あ、ウサギか。ちょっと違ったね(笑)。
- 伊藤:そんな人間でございます(笑)。で、あとは何を話せばいいかな……先生との出会いのことですね。今から17年ほど前、私が法人を立ち上げようとしていた頃の話です。仕事を始めたばかりで、法人のことをちゃんと考えなきゃいけないなと思って、まず就業規則を作ったんです。10人くらい従業員が一気に増えちゃって。私たちは24時間365日ヘルパーを派遣するような事業をやっていたので、長時間勤務のヘルパーさんとの契約を、どうやったら違法じゃない形で結べるのか、すごく悩んでいました。
- 浅山:違法じゃない契約ね、なるほど。
- 伊藤:そうです。労基署の人ってなんか怖くて聞けないじゃないですか。どうしようかと悩んでいた時に、商工会議所のセミナーに参加したんです。そしたら、先生が講演されていて。そのときの先生の講演が、全身を使って休業補償の話をされていて、とても熱のある話で。それを聞いて「この人に相談してみたい!」って思ったのが、出会いの始まりですね。
- 浅山:そうだったね。最初お伺いしたとき、すでにお付き合いされている社労士の方がいらっしゃって、その方と仲の良い税理士さんもいて、伊藤さんが「先生に怒られちゃうんです〜」みたいな、よくわかんないことをおっしゃっていて(笑)。
- 伊藤:はいはい、そうでしたね(笑)。
- 浅山:あのとき、最初に伊藤さんのところって、スタッフ何人くらいだったんだっけ?3人くらい?
- 伊藤:スタートのときは本当に最少人数で、最初はヘルパーステーションを作って、2.5人から始めたんですよ。非常勤が1人いたので、実質3人みたいな感じでしたね。
- 浅山:なるほど。それで採用とかも始めていって、少しずつ拡大していった感じだったんだ。
- 伊藤:そうですね。で、先生とお会いした頃は、たぶん就業規則をちょうど作らなきゃなーって考えてた頃だったと思います。
- 浅山:そっか。俺もその17年前って言ったら、スタッフはたぶん1人とか2人とか。石川もいなかったし、小林もいなかったし……。覚えてる?
- 伊藤:小林さんはその後じゃないですか?たぶん、もっと後だと思いますよ。
- 浅山:だよね。お互い、プレイヤーというか最前線すぎて、なかなか時間も合わなかったしね。
- 伊藤:そうでしたよね。打ち合わせの時間が夜9時とかになっちゃって。私も当時は自分がシフトに入ってたので、いろいろ終わってからじゃないと動けなかったですし。給料の振込も自分でやってたし。
- 浅山:そうそう。当時、そうやって土台を作るってことをしなかったら、今はなかったよね。
- 伊藤:本当にそう思います。時間のやりくりが大変で……でも、土台を作るのって本当に重要だったなと思います。
- 浅山:でね、よくある話なんだけど、事業を始めたときに労務とか就業規則に真剣に取り組む人って少ないのよ。営業とか実務に集中しちゃって。
- 伊藤:そうですよね。でも、私たちの事業って「人」が本当に命なんです。だから、どうやって人を採用するかが難しくて。24時間の訪問介護、長時間派遣型のヘルパーっていうのを始めたんですが、当時千葉市……いや、千葉県全体でもあまりなかったんですよ。
- 浅山:ああ、なるほど。確かに当時、伊藤さんのスタイルって他の介護事業者からすると、結構違和感あったみたいで、なんか批判もあったよね?
- 伊藤:ありましたね。嫌な思いもしましたよ。でも、同じような事業所は今はすごく増えましたし、うちから独立した人もいます。
- 浅山:夜中に働くとか、休んでる時間に働くって、ほんと大変だもんね。そこに手を出してくれる人って限られてる。
- 伊藤:そうなんですよ。だから、質の担保とかも本当に苦労しました。でも、最初だからこそやれたことも多かったなと思います。
- 浅山:今やもう社会福祉法人になられて、ナンバー2の堀さんも入られて、うちも石川が担当してるけど、ステージが変わったよね。
- 伊藤:そうですね。おかげさまで、今は180人ぐらいの規模になってます。
- 浅山:すごいなあ。17年経って、どんどん立派に……いやいや、まだまだって感じ?
- 伊藤:いえいえ、全然まだまだです(笑)。でも、うちはグループホームや生活介護の事業を通じて、常勤スタッフを増やしていこうという取り組みをずっとやってきました。そのあたりのコンサルで、社(浅山)さんには本当にお世話になりました。
- 浅山:ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。
- 伊藤:就業規則を社会福祉法人向けに書き換えたときも、何十回も読んで、思い込めて作りました。そのときも、社さんや石川さんに来ていただいて、一緒に作り上げられたなって思います。
- 浅山:そうだったね。今は、伊藤さん自身は法人というより、地域の機関相談支援センターの管理者って形で動かれてるんだよね?
- 伊藤:はい、中央区のセンターで、地域の課題を拾ったり、それを千葉市にフィードバックするような仕事をしています。個別支援もしつつ、地域マネジメントという感じですね。
- 浅山:で、今の社会福祉法人リベルタスの課題っていうと、どうなの?いや、伊藤さんって意識高い系だから、課題だらけって言いそうだけど(笑)。
- 伊藤:はい、まさに課題だらけなんですけど(笑)。法人の課題として、印象的な出来事がいくつかあって。中でも、労基署が来たことが2回ほどあるんです。
- 浅山:あー、あったね。最初の税務署もけっこう早く来たし、会社が急成長してたもんね。人も採用して、通し勤務の方もいたりして。
- 伊藤:そうなんです。で、ある日ふいに「出勤簿見せてくれませんか?」って労基署の方が来て。でも「今ありません!」って言って、帰ってもらったんですよ。そのとき、会社から私に電話が来て、「え?なにそれ?」って(笑)。
- 浅山:あったあった(笑)。で、そのあと是正勧告が来るぞってなって、俺と一緒に資料整えて、いろいろ書類持って労基署行ったよね。
- 伊藤:はい、2人で行きました。私は「これ、殺されるかも……」って思うくらい怖くて(笑)。何時に行けばいいんだろうって、3時なら5時には帰れるかなとか、変な作戦立てて(笑)。
- 浅山:覚えてる(笑)。夕方に設定して、あの人たちも残業したくないだろうから……ってね。
- 伊藤:で、書類全部見せたら、「すごくよくできてますね」って言ってもらえたんですよ。でも、「サブロク協定か衛生委員会、どっちか開催してないですよね。どっちで是正出しましょうか?」って言われて(笑)。
- 浅山:「選んでいいんですか?」って俺が言ったら、「じゃあ両方にします」って言われて、「いやいや、選びます選びます!」って(笑)。
- 伊藤:あれ選ばせてくれたの、ありがたかったですよね。で、「いろいろちゃんとやってるのは分かるから、今回はこれだけで」みたいな。
- 浅山:そうそう。それ以降、衛生委員会もしっかりやってるもんね?
- 伊藤:はい、第1回は先生にも参加してもらいましたけど、今はもう毎月ちゃんとやってます。ヒヤリハット報告とか5Sチェックとか、いろいろやってますよ。
- 浅山:障害福祉サービスって、月1回の会議が必須だから、衛生委員会とセットでやっちゃえば効率もいいよね。
- 伊藤:そうなんです。そういう取り組みをする中で、自分たちが見落としてたことも分かってきて。2回労基署が入ったあとは、正直強くなったなって思います(笑)。
- 浅山:最近は相談も来ないし、ちゃんとやってるんだろうなーって思ってたよ。
- 伊藤:いやいや、まだまだです。でも最初の頃は、本当に何を指摘されても「怒られるかも…」ってビクビクしてましたけど、だいぶマシになったなって(笑)。
- 浅山:話が飛んじゃうけどさ、なんか伊藤さんたちと一緒に成長してきた感じがあるのよ。例えば、和洋女子大で講義やったの覚えてる?
- 伊藤:はい、ありましたね。学生向けに、労働法の授業でゲスト講師をお願いしました。たしか4年生向けの授業だったと思います。
- 浅山:最初、何話せばいいか分かんなかったんだよ。学生たちがどんなことに興味あるのかも分からなかったし。
- 伊藤:でも学生たち、ちゃんとアンケート書いてくれてましたよ。「浅山雅人という人間にとても興味を持ちました」って書いてくれてる子もいて。
- 浅山:え、マジで?そんなこと書いてくれてたんだ(笑)。
- 伊藤:ええ、いましたよ。多分、先生の話し方がすごく印象に残ったんじゃないですかね。
- 浅山:いやあ、照れるね(笑)。あれもね、俺にとっては宿題だったけど、今思えば貴重な経験だったなあ。
- 伊藤:私、先生に入札の立ち会いもお願いしたことがあって。
- 浅山:あー、あれもあったね!
- 伊藤:社会福祉法人って建物の建築も入札制じゃないですか。市の職員さんと第三者の立ち会いが必要で、先生にお願いしたんですよ。
- 浅山:で、入札票2枚を開けて、「A社いくら、B社いくら」って読み上げるじゃん。俺、間違えて高いほうを勝ちって言っちゃったんだよね(笑)。
- 伊藤:そうそう!「あれ?先生、逆かも!」って一瞬場が凍った(笑)。でもすぐ訂正してくれて、その場はちゃんと収まりました。
- 浅山:本当に心臓止まりそうだったよ(笑)。でもそうやって、いろいろ一緒にやってきたよね。
- 伊藤:社会福祉法人になるときも、本当に大変でしたけど、先生に助言もらって、すごく助かりました。
- 浅山:でもさ、僕らもお客様から信頼してもらってお仕事をいただいてるわけで、そこをどう築いていくかって、結構真面目に考えてるんですよね。
- 伊藤:そうですよね。信頼を得るためにどう働きかけるかっていうのは、うちの法人でも同じです。
- 浅山:例えば、さっきの入札の話とか、大学での講義とか、そういうことって信頼にも繋がるけど、継続的にやっていくのはなかなか難しい。うちも組織が大きくなってきたし、何をもって信頼されるのかって改めて考えちゃうんだよね。
- 伊藤:去年、先生にも来ていただいたじゃないですか。うちの朝礼で。うちの理念にも繋がる部分があるなと思っていて。
- 浅山:あー、そうだね。「誰もが地域で活躍できる社会を目指す」っていうやつね。
- 伊藤:はい、それがうちの法人の理念なんですけども。それってまさに、今うちが抱えてる課題とすごくリンクしていて。
- 浅山:うちの法人も今、少しずつ大きくなってきてるけど、やっぱり地域からのニーズにどう応えるかって大事じゃない?
- 伊藤:そうなんですよ。ある程度規模が大きくなると、仕組みを整えなきゃいけない。でも仕組みを整えると、今度は個別対応がしづらくなってくる。ここが本当に難しい。
- 浅山:なるほど。グループホームに入るための基準を細かく設定すると、今度は対象者が限られてきちゃうもんね。
- 伊藤:そうなんです。一定の層しか受け入れられなくなっちゃって、結果的に「誰もが」という理念とズレてしまう。だから個別性を捨てずに、専門性を保ちながら、どうやって仕組み化していくか。ここが今の最大の課題です。
- 浅山:そっか、伊藤さんのとこって、もうそこはクリアしてるのかと思ったけど、やっぱり同じような壁にぶつかってるんだね。
- 伊藤:そうですね。たとえば重度の障害のある方と、比較的手がかからない方がいたら、やっぱり後者の方を優先したくなる心理が働くんです。だけどそれじゃいけない。
- 浅山:理念として掲げてるからには、本当に「誰もが」を大切にしなきゃいけないってことだよね。
- 伊藤:はい。どこまで本気でその理念を実行するのか、そこが常に問われている感じです。
- 浅山:なるほどな〜。でもさ、うちみたいな事務所でも新年度が始まって、新入社員が入ってきてるわけだけど、伊藤さんとこも新卒採ってるの?
- 伊藤:はい、今年も新卒の方が1人入社されました。最近は1人か2人ぐらいのペースですけど、毎年少しずつ増えてきてます。
- 浅山:へぇ、でも福祉の業界って新卒の離職率高いって聞くけど。
- 伊藤:そうなんです。うちの業界の新卒離職率って5割ぐらいあるんですよ。だからこそ、最初にどれだけ丁寧に育てるかって本当に大事なんです。
- 浅山:えっ、5割?それって1年以内ってこと?
- 伊藤:はい、1年以内で半分くらいやめちゃうって言われてます。イメージとのギャップだったり、賃金の問題だったり、要因はいくつかあると思うんですが。
- 浅山:そっか〜。新卒採用自体を諦めてる事業所もあるんじゃない?
- 伊藤:ありますね。「もう経験者しか採らない」って方針にしてるところも増えてます。うちも昔はそうだったんですけど、やっぱり新卒から育てた子が今15年経って、すごく立派に育ってるのを見ると、やっぱりやりたいなって思うんですよ。
- 浅山:うちも今は中途採用100%だけど、新卒のチャレンジしたい気持ちはあるんだよね。ただ、なかなか難しくて。
- 伊藤:やっぱり社労士って、学生時代から目指してる人が少ないですもんね。
- 浅山:そうそう。税理士とか会計士は学生時代から目指す人多いけど、社労士ってなるとちょっとね。興味持ってくれる人がもっと増えるといいんだけど、まだまだPR不足なのかなと思ってる。
- 伊藤:うちの業界、人の手当てが本当に大変なんです。最近では「特定技能」の外国人の方を採用する事業所も増えてきてます。
- 浅山:へぇ、そうなんだ。どの国の方が多いの?
- 伊藤:うちは今、ミャンマーの方とかネパールの方ですね。以前はベトナムの方もいらっしゃったんですけど、最近は賃金が上がってきていて、ちょっと難しくなってきました。
- 浅山:ミャンマーって、今いろいろ大変な状況でしょ?
- 伊藤:はい。実は、ミャンマーは19歳から35歳までの男性が、出国禁止になってしまっているんです。国の情勢が不安定なので。でも女性はまだ出られる状況なので、女性の方には来てもらっています。
- 浅山:なるほど。そういう背景があるんだね。
- 伊藤:インドネシアも宗教の関係で、施設に祈祷室がないと厳しいとか、設備の問題が出てくるので、なかなかハードルは高いです。ベトナムの方は今でも1人いらっしゃいますけど、コスト的にも難しくなってきてる印象です。
- 浅山:ネパールの方はどう?
- 伊藤:ネパールはまだ比較的いらっしゃるかなと思います。ただ、今後はどの国も難しくなるかもしれませんね。
- 浅山:今、リベルタスさんでは特定技能の方って何名くらいいるの?
- 伊藤:今、全体で180名のスタッフがいて、そのうち10名くらいが特定技能です。将来的には、2〜3割くらいの割合で外国人スタッフにお願いすることになるんじゃないかと思ってます。
- 浅山:そっか。200人としたら、40〜60人っていう規模だもんね。
- 伊藤:そうなんです。実際、千葉市内の障害福祉の事業所でも、6割近くが外国人の方に支えられているというところもあるくらいで。
- 浅山:へぇ、そんなに?
- 伊藤:人の採用が本当に難しいので、優秀な外国人の方に来ていただけるのはありがたいです。お給料が安いわけじゃなくて、ちゃんと払ってますし、現場でも評価されてますよ。
- 浅山:それは心強いね。
- 伊藤:今ではサブリーダー的なポジションについてる方もいますし、今後は管理職クラスも育てていきたいと思ってます。
- 浅山:なるほど。話がちょっとシリアスになりすぎたから、そろそろラストに向かおうか(笑)。もう20分以上しゃべってるよ。
- 伊藤:はい(笑)。
- 浅山:ということで、今日はお時間もいい感じになってきたので、ここで締めに入りたいと思います。
- 浅山:ここまでお届けしましたのは、社会保険労務士法人エフピオの浅山雅人と…
- 伊藤:伊藤でした!
- 浅山:それではみなさん、いってらっしゃい!